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日本の火山 vol.09 [岐阜県・長野県] 御嶽山(おんたけさん)

歌に歌われた、山の中の王

 御嶽山は、岐阜県と長野県の境、北アルプス(乗鞍火山列)の南端に位置し、「木曽の御嶽山は.」と歌に歌われたことで有名な標高3067mの霊山。修験者の参拝が盛んで、富士山、白山、立山の日本三霊山では代わりに御嶽山を入れる説もあり、以前は御岳山とも書かれた。
 火山群の活動はほぼ2万年前に終了し、長らく死火山と思われていたが、1979年、水蒸気爆発を起こして活火山と認定され、以降も噴煙を噴き上げ、活火山、死火山、休火山という区別をなくすきっかけになった。また、1978年から南東山麓で地震が多発し、1984年9月14日にはマグニチュード6.8の長野県西部地震が発生した。
 剣ヶ峰、摩利支天山、継子岳、継母岳の4峰があり、5つの火口湖には一ノ池から五ノ池の名前がついている。コバルトブルーに輝く二ノ池は日本で最も高地にある湖。
 また、「御嶽山は滝の山」といわれるほど、この山から流れ出る川には滝が多い。

雲海にそびえる御嶽山(撮影:山下貢往)

御嶽山
玄武岩、安山岩、デイサイトによる成層火山。現在、活動的火山および潜在的爆発活力を有する火山。噴火警戒レベル1(平常)。9月2日現在

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