2 治山事業 2−1 国有林治山事業



2 治山事業

農林水産省においては,安全で安心して暮らせる国土づくり,豊かな水を育む森林づくり,身近な自然の再生等による多様で豊かな環境づくりを図るため「森林整備保全事業計画」に基づき,治山事業を計画的,かつ総合的に推進する。特に,近年の集中豪雨の頻発や地震等による大規模な山地災害の発生や生物多様性の保全に対する国民の関心の高まりを踏まえ,流域保全の観点から,効果的な森林の再生のための治山対策を推進し,地域の安全と安心の確保を図る。具体的には,国有林と民有林を通じた計画的な事業の実施や他の国土保全に関する施策との連携とともに,渓畔林の整備,危険木除去等による総合的な流木災害の防止対策の推進や生態系の維持・向上に資する新工法等の開発・定着の促進を図る。また,大規模災害発生時には,被害箇所の調査や災害復旧についての助言を行う専門家の派遣など,森林管理局等による都道府県に対する支援を引き続き迅速・円滑に実施する。

2−1 国有林治山事業

国有林野内における治山事業を実施する。

22年度予算額 24,879 百万円 21年度予算額 29,369   差引増△減 △4,490  

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内閣府政策統括官(防災担当)

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