4−4 有珠山噴火災害に関する復興対策
(1)農林水産省の対策
農林水産省においては,有珠山において治山ダム14基を設置した。
また,傾斜計,伸縮計等の機器の配置等による火山活動や土石流等に対する監視・観測体制の整備を図った。
(2)国土交通省の対策
国土交通省においては,泥流災害防止のため,引き続き,火山砂防事業により,小有珠川等において遊砂地の整備等を実施し,対策を概成させた。
また,一般国道230号の新ルート(平成19年3月供用)と北海道縦貫自動車道との接続(虻田洞爺湖IC:平成19年12月供用)等,避難施設緊急整備計画に基づき,避難路・迂回路等の道路ネットワークの整備を行った。