大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会(第2回)

感震ブレーカー等の模擬実験

模擬実験の趣旨

電気火災の発生を抑制するための感震ブレーカーや補助器具(以下、「感震ブレーカー等」という。)には、市販されている製品でも様々なタイプがあり、それぞれのタイプによって電気火災の発生を抑制できる対象となる出火源や、作動するタイミング、作動した場合の室内の状況、在宅者が留意すべきポイント等がそれぞれ異なる。
そこで、振動台の上に電気火災の発生状況を想定した居室の模型を作成し、実振動下での室内の状況及びタイプ別の感震ブレーカー等の作動状況を再現することで、以下の諸点について確認、検証する。

〈実験における確認、検証のポイント〉

  1. 各種感震ブレーカー等の作動特性、出火抑制効果
  2. 四つのカテゴリー区分(分電盤タイプ、コンセントタイプ、簡易タイプ、総合タイプ)の妥当性
  3. カテゴリー区分毎の出火抑制にあたり留意すべきポイント
  4. その他、今後の課題等

実験の詳細 (PDF形式:2.0MB)別ウインドウで開きます

実験の状況(動画再生中は、フラッシュの点滅に御注意ください)

分電盤タイプ(基本型)

・実験番号1.1

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概要
震度4相当の揺れで作動しないことを確認する。

・実験番号1.2

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概要
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。

実験番号1.3

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概要
震度5強相当の揺れで停電が発生した場合を想定。
復電後の保護機能を確認する。

分電盤タイプ(バリアフリー型)

・実験番号2.1

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概要
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。
(本来の機器設定のため、再生時間が3分となっています)

・実験番号2.2

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概要
震度5強相当の揺れを想定。
在宅時に安全を確認した後、リセットを行った場合を確認する。

総合タイプ(開発中のものを使用しています)

・実験番号3

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概要
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。

分電盤タイプ(増設型)

・実験番号4

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概要
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。

コンセントタイプ

・実験番号5

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概要
機器(その1)
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。

・実験番号6

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概要
機器(その2)
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。

簡易タイプ

・実験番号7

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概要
機器(その1)
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。

・実験番号8

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概要
機器(その2)
震度5強相当の揺れで作動することを確認する。

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