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※「国土庁防災局」は、2001年より、「内閣府(防災部門)」になりました。
連邦緊急事態管理庁(FEMA)ジェームズL.ウィット長官の挨拶
 
連邦緊急事態管理庁(FEMA:Federal Emergency Management Agency)
ワシントンD.C. 20472
 
参加者各位
 
 皆様、第三回日米地震防災政策会議に、ようこそお越し下さいました。クリントン大統領と連邦緊急事態管理庁(FEMA)に成り代わりまして、私が、この国際会議に出席下さいました皆様にご挨拶申し上げます。
 
 我々が共通の議題の下で追及する大きな目標は、高度なモニタリング、幅広い研究、力強い応急対策によって、自然災害が国民や経済に与える影響を防止することにあります。今年の会議には、中国、メキシコ、ロシア、トルコからも参加を頂いております。これらの国々は全て大きな地震被害を被った経験があり、そのため共通の関心で強く結ばれております。今週、我々は、国民の耐震安全性を高めるための公共政策や、それらの情報を世界の地震危険地域の国々と分かち合う方法について話し合っていきたいと思います。日米地震防災政策会議のメンバーとして、皆様方はそれぞれの政府から地震政策や関連分野の専門家として認められた方々であります。皆様方なら、本日始まりますこの国際会議において、きっと貴重な貢献をしていただけることと確信いたします。
 
 これから3日に渡る会議では、昨年11月に横浜で開かれた第二回日米地震防災政策会議において提起された、次のような問題について話し合って行きたいと思います。
1. 防災対策および被害低減対策の実行を促すための戦略
2. 津波の危険性やリスク低減に関する情報や経験の交換
3. 最近世界で発生した大地震から学べる教訓
4. 日米地震防災政策会議の成果やそれを国際的に広めていくための戦略展開
5. 将来の協力体制についての計画
 
 まもなく21世紀を迎える今日、より安全な世界を創出していくには、我々が力を合わせていくよりほかに良い方法は有りません。
これらの目標達成のために、皆様のご協力をお願いいたします。
 
敬具
 

James L. Witt 局長

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