令和6年能登半島地震の被災地では、多くの方による息の長い支援・ボランティアが必要となります。
被災地でボランティアをしたいとお考えの方は、以下の情報を参考にしながら支援活動をご検討いただくようお願い申し上げます。
行動の前にまずは情報収集
被災地では余震が続いていたり、道路が寸断・規制されている地域があるなど、状況が常に変動しています。現状を知らずに行くと、かえって災害復旧作業の妨げになることもあります。行動の前にまずは情報収集をお願いします。
災害ボランティアセンターの情報を確認
被災した自治体では、順次「災害ボランティアセンター」(災害VC)を開設して、被災者のニーズの集約やボランティアとのマッチングを行っています。現地でのボランティアの活動に当たっては、最初に災害VCへの登録が必要となります。ボランティア募集を市町村内や県内在住者に限定している場合や、年齢制限を設けている場合もあります。以下のウェブサイトや各災害VCのSNSの情報をよく確認してください。
まだボランティア情報が掲載されていない場合は、現地は応急対応・情報収集で手一杯であることが考えられ、電話などでの個別の問い合わせはその妨げとなります。情報が更新されるのをお待ちください。
また、石川県での活動をお考えの方は、石川県災害対策ボランティア本部のサイト又は市町村の災害ボランティアセンターから事前登録が必要となります。
現地に負担をかけない事前準備を
食料品・飲み水、宿泊場所、移動手段はご自身で事前に確保してください。また、被災地で安全に十分に活動をするためには安全管理のための装備(ヘルメット、マスク、ゴーグル、ゴム手袋、長靴等)が必要となりますが、現地で調達することは極めて困難です。事前に調達してから向かってください。
出発前にボランティア活動保険に加入しましょう。お住まいの地域の社会福祉協議会で350円~550円程度で加入すれば自宅と活動場所までの往復途上も補償されます。現地には加入した証明(加入証など)を持参してください。
また、以下を参考に、自身の体調管理をお願いします。
- 被災地に感染症を持ち込まない、広げない 感染対策にご協力ください!(PDF形式:475.3KB)
- 国立感染症研究所 被災地・避難所でボランティアを計画されている皆様の感染症予防について(令和 6 年能登半島地震関連)(PDF形式:353.7KB)
寄付という形の支援もあります
被災地で直接ボランティア活動できない場合でも、寄付という形でボランティア活動や専門ボランティア団体の活動を支援することもできます。息の長い被災地支援活動を支えるため、ぜひご検討ください。また、被災者の生活再建を支えるための義援金もあります。
被災地支援を支える・ボランティア活動を支援する
被災者に義援金を届ける
ここで紹介している寄付先は一例であり、他にも被災自治体や多くの支援団体、ウェブサイトで寄付や義援金を募っています。
一方で、寄付金や個人情報を騙し取ろうとするような詐欺サイト・偽サイトもあるようです。正規のウェブサイトであるかや団体の活動内容などを十分確認した上で寄付を行うようにしてください。
他にも、ボランティア活動に参加されるに当たって、知っておいていただきたい情報がこちらにまとまっていますので、ぜひご確認ください。
その他のボランティア関係情報
災害ボランティア車両の高速道路の無料措置について
令和6年能登半島地震の被災地でボランティア活動を行う車両には高速道路の無料措置が適用されます。適用を受けるためには一定の条件・手続(出発前に証明書の発行が必要)が必要となりますので、詳細はNEXCOのウェブサイトをご確認ください。