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台風第10号の接近に伴う大雨や強風への対応についての内閣府特命担当大臣(防災)から国民への呼びかけ

  1. 先ほど、台風第10号に関する関係閣僚会議が開催されました。今後、台風の接近に伴い、記録的な大雨・暴風・高波・高潮となるおそれがあります。
  2. 台風は今後、特別警報級の勢力まで発達し、5日夜から7日にかけて、沖縄地方から九州地方に接近又は上陸するおそれがあるため、早め早めの行動により命の安全を確保いただくことが最優先です。
  3. 先ほどの関係閣僚会議において、安倍内閣総理大臣より、国民の皆様に対してしっかりと安全確保のための呼びかけを行うよう指示を受けました。
  4. これを踏まえ、地方自治体の首長の皆様には、空振りを恐れずに、避難勧告等を早めに出していただくようお願いします。
    特に、新型コロナウイルス感染症が収束しない中にあって、避難所における3つの「密」の回避を図るとともに、ホテル・旅館等の活用を含めできる限り多くの避難所を確保するなど、適切な対応が可能となるよう準備をお願いします。
  5. 国民の皆様におかれましては、お住まいの地域が安全な場所かどうか地元自治体が作成しているハザードマップなどで改めて確認いただき、どこへ避難するのが最も自分の命を守ることにつながるか再度ご自身の避難行動の確認をお願いします。
  6. そして、ご自宅ではなく、避難所や親戚・友人宅等への避難が必要と判断された場合は、避難勧告が出なくても、警報や土砂災害警戒情報の発表を踏まえ、少しでも危険を感じれば、躊躇せずに早めに避難を行ってください。高齢者や障がい者などの要配慮者については、特に避難に時間を要することから、早めの避難をお願いします。また、台風が接近した際には、不要不急の外出を控えるとともに、水路や海岸等には絶対に近づかないでください。
  7. 防災担当大臣としては、どれだけ大きな台風が沖縄・九州地方に接近又は上陸しようとも、全ての国民の命が守られることが何より重要であると考えています。
    国民の皆様も、空振りを恐れず、積極的に自らの命を守る行動をとっていただくよう、重ねてお願いします。

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