

災害情報の「集約・重ね合わせ・地図化・共有」
現地(被災都道府県の災害対策本部等)で、国・⾃治体・⺠間の関係機関から、気象や地震等の状況、インフラ・ライフラインの被災状況、避難所・物資拠点の開設状況等の災害情報を集約します。
また、それらの情報を重ね合わせるなどし、災害対応機関のニーズに応じた地図を作成し、新総合防災情報システム(SOBO-WEB)にて災害対応機関に共有します。
※令和6年4月26日 より、内閣府において新総合防災情報システム(SOBO-WEB)の運用が開始され,ISUT の情報支援活動に用いる Web-GIS は ISUTサイト から SOBO-WEB に置き換えられています。
SOBO-WEBは、災害情報を地理空間情報として共有するシステムで、災害発生時に災害対応機関が被災状況等を早期に把握・推計し、災害情報を俯瞰的に捉え、被害の全体像の把握を支援することを目的としており、災害対応機関(指定行政機関・地方公共団体・災害 対策基本法に基づく指定公共機関)が閲覧可能です。
SOBO-WEBで電⼦化した地図情報で災害対応
以前は紙とホワイトボードで情報共有されていた災害情報が、SOBO-WEB上で電子地図として共有できるようになりました。これにより、災害対応で散在・錯綜しがちな災害情報について、災害対応にかかわる人全員に同じ情報を瞬時に共有できるようになりました。

活用事例
孤⽴集落解消の⽀援のため、県庁、電⼒事業者、通信事業者等からインフラの復旧⾒込み等の情報を集約し、集落地点と重ね合わせた地図を作成し、⾃衛隊等へ共有しました。


SOBO-WEBは常時利用可能・ISUTへの支援依頼も随時対応
SOBO-WEBは、ISUTが派遣されていない場合でも常時利用でき、各種気象情報や道路状況など様々な情報を閲覧できます。
また、過去の災害対応でISUTが作成した地図も閲覧できます。
なお、地図情報の作成・提供による自治体等の防災訓練の支援やISUTに関する講義のための講師派遣も行っています。お気軽にお問い合わせください。
より詳しくSOBO-WEBについて知りたい方はこちらの紹介ページをご覧ください。
新総合防災情報システム(SOBO-WEB)の紹介ページ