事例分類表
グループ名称 | 赤十字防災ボランティア「ましき」 | |
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活動地域の特徴 | 地方都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化) 風水害(住民対応力の強化) 火災(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■赤十字防災ボランティア「ましき」の結成とその活動 ■防災訓練 ■防災に関する学習 ■人材の育成 | |
平成7年の阪神・淡路大震災の教訓を受け、平成8年4月〜平成9年3月に、日赤熊本県支部の協力のもと、防災ボランティア養成講座が益城町において実施された。受講者は受講した知識・技能を地域社会に役立てたいと考え、益城まちおこし塾(地域づくりボランティアグループ)と協力し、主旨に賛同する町民を加え、赤十字防災ボランティア「ましき」を立ち上げた。 防災ボランティア「ましき」を結成する時点で、所要の人員を如何に集めるかが最大の課題であった。幸い、益城町は自衛隊OBが多く住んでいる土地柄であるため、公務員退職者に的を絞って結成の趣旨説明会を実施し、賛同者をもって組織した。 結成当時、地域における自主的な防災ボランティア団体は県内にも例を見ず、町行政に対して、その有益性・重要性を理解いただくために趣旨説明を行い、町のボランティア連絡協議会に加入するとともに、災害時の他団体との協力体制整備を取り進めた。これらの活動により、防災団体としての承認を受け、町行政との連携を図り、防災計画の中に災害時ボランティア活動等を取り込んでいただくことを強くアピールした。また、実災害地に対しては、平成9年7月の集中豪雨による山崩れ、土砂流発生時に避難所での炊き出しの実施、平成11年の台風18号では、日本赤十字熊本支部が行った宇土、八代、水俣市への救援物資輸送を支援した。 平時の活動においても積極的に町の行事等に参加し、災害時のビデオ放映や防災ボランティアのパネル展示等を行いながら、災害時のボランティアの有益性について啓発活動に努めている。 | ボランティア本部設置訓練 | |
組織の特徴 | 住民系組織 | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災に関する基礎知識をつけたい 専門家と協力関係を作りたい 防災訓練を活発にしたい 防災への関心を高めたい 仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい | |
活動地域名 | 熊本県上益城郡益城町 | |
設立年月 | 1997(平成9)年 | |
ホームページ | http://www.pref.kumamoto.jp/shinkoukyoku/kamimashiki_hp/kikaku/volunteer/parts/mashiki-21.htm![]() | |
なし | ||
記載年月 | 2005年7月 |