事例分類表
グループ名称 | 神奈川県愛川町 | |
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活動地域の特徴 | 大都市圏(住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化、防災教育) | |
活動の概要 | ■応急手当普及推進の町」を全国ではじめて宣言し、応急手当の普及を一大町民運動とした活動 ■防災に関する学習 ■人材の育成 | |
愛川町では、阪神・淡路大震災後の平成7年度に防災アセスメントを実施し、平成8年度に地域防災計画の抜本的修正を行った。その際、計画策定の前提となる被害想定の負傷者数を、これまでの600人から1,200人としている。この負傷者に対する応急手当については、恐らく救急隊では対応できないことが想定されることから、町民の防災行動力が求められる。また、増加する救急需要の中、救命への期待はますます大きくなり、救命手当の普及は時代の要請となっている。 そこで、本町では町民に対して、災害時に期待される初期消火、救出、避難誘導活動などとあわせ、救護活動に必要な応急手当の普及の推進につとめている。具体的には、昭和52年から平成4年まで「婦人の救急教室」を中心に、平成5年度から「私もわが家の救急隊員」をキャッチフレ−ズに応急手当の普及に努めている。さらに、この運動を一大町民運動とするため、平成13年5月に全国で初めてとなる「応急手当普及推進の町愛川」を宣言し、普及活動を展開している。 普通救命講習会の受講者数は、平成10年度まで年間100人から500人未満で、平成11、12年に800人台となったが、宣言を契機に1500人以上の受講者数が見込まれる状況となった。2005年6月30日現在、7717人が普通救命講習(3時間コース)を修了し、人口比で18.56%となっている。当面の目標として、1世帯に1人の心肺蘇生法ができる人のいる町を目指している。 | 「応急手当普及推進の町 愛川」 宣言専修講座の模様 | |
組織の特徴 | 市町村 | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災への関心を高めたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい | |
活動地域名 | 神奈川県愛川町 | |
設立年月 | 1977(昭和52)年度 | |
ホームページ | ../../../../../../tolink/out1089.html | |
syoubou@town.aikawa.kanagawa.jp | ||
記載年月 | 2005年7月 |