事例分類表
グループ名称 | 横須賀危険物安全協会、 神奈川県石油商業組合横須賀支部 | |
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活動地域の特徴 | 大都市圏(業務系市街地、商業系・商住複合市街地、住宅系既成市街地) | |
対応する災害 | 地震災害(住民対応力の強化) | |
活動の概要 | ■ガソリンスタンドに「市民救命士」を配置 ■人材の育成 | |
横須賀危険物安全協会と神奈川県石油商業組合横須賀支部の両団体が「地域社会の安全に寄与する活動を積極的に推進していきたい」との申し出により、横須賀市消防局と検討を重ねた結果、ガソリンスタンドに「市民救命士」を配置するとともに応急救急セットを配備し、「市民救命士のいる店」として表示ステッカーを作成し掲出している。 市民救命士とはガソリンスタンドの危険物保安監督者などの従業員で、消防局の開催する応急手当の普及講習のうち普通救命講習会以上を受講し、その修了証の交付を受け的確な応急手当が実施できる人達を言う。 この市民救命士が市内に点在するガソリンスタンドに配置され、その周辺において傷病者が発生した際、いち早く現場に駆けつけ、配備されている応急救急セットを活用し、必要な応急手当を行って救急隊に引き継ぐという、いわゆる救命の連鎖を繋ぎ、救命率の向上と市民生活の安全を確保しようとするものである。 さらに、大規模災害時には避難者の救出救護、応急手当を積極的に実施し、必要であれば応急救急セットの貸し出しを行う。 応急救急セットは、横須賀危険物安全協会が購入して講習修了者に配備し、「市民救命士のいる店」の表示ステッカーは、神奈川県石油商業組合横須賀支部が作成し、講習修了者の配置されたスタンドに配布している。現在、市内の92%のガソリンスタンドに市民救命士が配置されている。 | ガソリンスタンドでの 応急処置訓練 ガソリンスタンドに 掲出されている 市民救命士の ステッカー | |
組織の特徴 | 企業系組織 | |
支援制度の活用状況 | なし | |
活動ニーズとの対応 | 防災への関心を高めたい 防災まちづくりの担い手を増やしたい 仲間と協力して防災まちづくり組織を立ち上げたい | |
活動地域名 | 神奈川県横須賀市 | |
設立年月 | 2000(平成12)年6月 | |
ホームページ | http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/syoubou/![]() | |
ga-fb@city.yokosuka.kanagawa.jp | ||
記載年月 | 2005年7月 |