発表1

グループ名称 光徳地区、大内地区、七条第三地区防災支援ネットワーク
グループの属性 任意団体 活動地域 京都市下京区光徳・大内・七条第三学区、及び京都リサーチパーク
テーマ 地域に関わる多様な組織の顔の見える関係による地域防災活動
発表者 伊藤 道雄氏
発表方法 発表者による説明 ビジュアルプレゼンテーション
発表内容

・私達の組織は、2000年1月に光徳・大内・七条第三学区の3自主防災会と、3学区に隣接する京都リサーチパーク管理運営企業、及び一番大きな立地企業である大阪ガス㈱京都事業所とが「自主防災支援に関する覚書」を締結、京都リサーチパークの東西2箇所に災害時に付近住民が自由に活用できる防災器材を収納した格納庫を設置したことに始まる。この覚書をベースに同年5月、当事者のほか当該地域の消防分団、下京区役所、下京消防署により、この組織が結成された。以来、定期的な防災活動(訓練、講演会等)や避難場所の運営など諸活動に取り組み、構成団体相互の支援体制の充実強化を図ってきた。
・各自主防災会でもそれぞれ単独で防災訓練等を定期的に行っているため、これらの活動とは同種同内容にならないよう、京都リサーチパーク㈱自衛消防隊の協力を得るなど、この組織としての活動には工夫を行っている。
・平成17年には、もう一度原点に立ち返った訓練として、住民・消防団員約150名の参加による防災訓練(初期消火・応急手当・防災器材取り扱い・地震体験訓練)を行った。
・平成19年には、木造住宅が多い地域なので、大震災における3つの地区の被害想定をもとに、消防局の協力の下、木造住宅の耐震診断・耐震補強、家具転倒防止について講演会を行った。
・防災という切り口から地域と事業所の交流の機会が生まれ、事業所が地域の安全に果たす役割が相互に理解された。異なる組織の相互理解と協力が地域防災に重要であることが確認された。
・こうした活動を通して私達は、「顔の見える関係」による「継続は力なり」こそ地域防災の基本、と申し上げたい。

資料 配布資料 なし ブース展示 なし

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内閣府政策統括官(防災担当)

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