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◆発足の経緯と活動のあらまし
豊橋は愛知県の地震対策推進強化地域に指定され、2002年から豊橋災害ボランティアコーディネーター養成講座が開催されました。私たちの会は愛知県の養成講座と豊橋の養成講座修了者により、2003年4月に発足しました。 会の活動としては、まず災害ボランティアコーディネーター養成講座への協力で、地域防災計画に基づきDIG(災害図上訓練)、テント設営から支援本部立ち上げ訓練など、繰り返し、レベルアップを図ります。特別研修として毎年神戸の「人と防災未来館」や「静岡県地震防災センター」見学なども行い、意識向上に努めています。私たちの会で担った養成講座では8年間で175名のコーディネーターを輩出し、平成20年度には豊橋で初めて高校生コーディネーターが7名誕生しました。 現在豊橋では災害時ボランティア支援センター設置場所が4箇所指定され、地区でボランティアコーディネーターの編成も行われ、設備予算も計上されています。災害時要援護者のいる被災者宅のニーズに基づき、ヘルパーと共に災害ボランティアセンター運営のシミュレーションにも取り組んでいます。また毎年豊橋市の総合防災訓練に協力参加、他の関係機関との連携を進めています。また、新潟柏崎の地震、岡崎の水害への支援も行い、中国にはテント用に義捐金を送りました。現在会員は140名、災害に強い豊橋の土台になれるよう、努めています。◆防災啓発紙芝居について
「防災啓発紙芝居事業部」の活動をご紹介します。東海地震に備えての大型紙芝居を製作、阪神・淡路大震災を教訓に「身近に取り組むことのできる防災」をテーマに、市内の学校や自治会、福祉施設、企業等で防災講習を開き、減災に取り組むための啓発に努めています。小学校では防災マップ作りや炊き出し指導など、毎年総合防災学習に関わっています。「稲むらの火」の他、豊橋にまつわる防災民話を掘り起こして製作した紙芝居上演で好評を博しています。国交省淀川河川事務所から大型台風に関する大型紙芝居も製作、ゲリラ豪雨の紙芝居編集の最中に、豊橋、岡崎が水害に見舞われ、防災リーダーとしての使命を感じ、岡崎には災害救援にも行きましたが、減災の祈りを込め、その後完成した紙芝居の上演に努めています。◆手作りリサイクル防災グッズ
防災のポイントは災害をイメージして、自主防災に取り組むことで、「災害をイメージしましょう、イメージすればパニックにならない」と呼びかけ、手作りリサイクル防災グッズを紹介しています。どこのご家庭にも眠っている不用品が命を守る防災グッズに生まれ変わります。各地の災害救援の体験を通し、避難所生活を視野に入れての、防災グッズ作りのような小さな取り組みの積み重ねが関心を集め、テレビや防災誌にも取り上げられました。リサイクル防災グッズの一部をここでお見せいたします。展示もしているのでご覧下さい。 (グッズ例) ・使い古したタオルで作る担架(狭い場所でも使いやすく、ダブルサイズも作れます) ・介護用シートパットに何箇所か取っ手を付け、要介護者をそのまま運べる担架 ・市販の座布団の中に古い毛布を入れたクッション ・袖をカットしたトレーナーに100円ショップのネットを貼った避難所生活用貴重品入れ ・使い古しのトレーナーで作る防災頭巾 ・100円ショップで売っている座布団2枚を綴じ合せた防災頭巾(普段はクッションに)◆おわりに
私たちの啓発活動は県内外のボランティアネットワークの構築や交流の発展につなげていただいています。本日は皆様の活動を教えていただいたので、今後に活用したいと思います。