08.「洞爺湖周辺地域のエコミュージアム構想」に関連して、国道453号線の歩道が整備された。

 【区分】
第6期 第5期以降も続く課題(噴火後1年以降)
6-03.復興に向けた取り組み
4.有珠山を理解する環境づくり
【教訓情報】
08.「洞爺湖周辺地域のエコミュージアム構想」に関連して、国道453号線の歩道が整備された。
【文献】
◆北海道開発局の「洞爺湖周辺地域のエコミュージアム構想」に関連して予算付けが図られた北海道特定特別開発事業推進費(特特推進費)により、壮瞥町滝之町のゆうあいの家付近交差点から伊達市方向の国道453号に歩道を設置する工事がこのほど始まった。
この歩道整備では、火山学習サテライトである旧国鉄胆振線鉄橋跡と壮瞥町市街地間の国道453号に、幅3メートルの歩道を延長860メートルにわたって設置する。およそ2億8千万円の総事業費を投入し、平成14年度分の工事区間400メートルが12月からスタートした。
現在、地下埋設されている下水道管の移設工事が急ピッチで進められている。15年度中に残り区間の工事を行う予定。
壮瞥町も同工事に併せ、昭和新山生成時の火山遺構である旧国鉄胆振線鉄橋跡に解説板設置や駐車スペースなどを設ける。
将来的には長距離自然歩道により、現在整備が進められている旧三恵病院跡といった火山学習サテライトと結ばれる。また、町では伊達市境界までの歩道延長を要望しており、実現すると伊達—壮瞥間のサイクリングロードとしての利用が期待されている。
[『室蘭民報』(2003/1/22朝刊)]

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