【区分】
第6期 第5期以降も続く課題(噴火後1年以降)
6-03.復興に向けた取り組み
4.有珠山を理解する環境づくり
【教訓情報】
07.洞爺湖周辺地域エコミュージアム整備の一環として、火山遺構公園が整備された。
【文献】
◆洞爺湖周辺地域エコミュージアム整備の一環で、壮瞥町が平成14年度事業で手掛けていた旧三恵病院=町内壮瞥温泉=の火山遺構公園が完成。噴火の驚異を後世に伝える施設として、4月1日から一般の見学をスタートさせる。
有珠山北山ろくに位置する旧三恵病院は、1977年噴火による地殻変動の影響を受け、断層上にあった鉄筋コンクリート3階建ての建物が崩壊。その後、仲洞爺に再建されている。
町は同ミュージアム構想に沿って1億1000万円余りを投入し、当時のまま放置されていた旧病院を火山災害、地殻変動の自然現象を学ぶ屋外展示施設への利用を計画。昨年12月から工事に入り、このほど整備を終えた。
倒壊した病棟はフェンスで囲み、77年噴火や噴火史を紹介する説明板を取り付け、20台収容の駐車場とベンチを設置した。
[『室蘭民報』(2003/3/28朝刊)]
◆巨費を投じる復興事業でインフラの再構築が進ちょくすると同時に、噴火の逆境を逆手に取った「洞爺湖周辺地域エコミュージアム」が、経済の柱である観光再生のシナリオとして位置づけられ、見学拠点の整備も始まった。屋外の火山遺構をそのまま展示物とする「地域まるごと博物館」は、西山火口群を見学できる虻田町泉の散策路が既にオープンしているほか、壮瞥町は1977年噴火遺構の旧病院を公園整備、間もなく一般公開する。[『室蘭民報』(2003/3/31朝刊)]
第6期 第5期以降も続く課題(噴火後1年以降)
6-03.復興に向けた取り組み
4.有珠山を理解する環境づくり
【教訓情報】
07.洞爺湖周辺地域エコミュージアム整備の一環として、火山遺構公園が整備された。
【文献】
◆洞爺湖周辺地域エコミュージアム整備の一環で、壮瞥町が平成14年度事業で手掛けていた旧三恵病院=町内壮瞥温泉=の火山遺構公園が完成。噴火の驚異を後世に伝える施設として、4月1日から一般の見学をスタートさせる。
有珠山北山ろくに位置する旧三恵病院は、1977年噴火による地殻変動の影響を受け、断層上にあった鉄筋コンクリート3階建ての建物が崩壊。その後、仲洞爺に再建されている。
町は同ミュージアム構想に沿って1億1000万円余りを投入し、当時のまま放置されていた旧病院を火山災害、地殻変動の自然現象を学ぶ屋外展示施設への利用を計画。昨年12月から工事に入り、このほど整備を終えた。
倒壊した病棟はフェンスで囲み、77年噴火や噴火史を紹介する説明板を取り付け、20台収容の駐車場とベンチを設置した。
[『室蘭民報』(2003/3/28朝刊)]
◆巨費を投じる復興事業でインフラの再構築が進ちょくすると同時に、噴火の逆境を逆手に取った「洞爺湖周辺地域エコミュージアム」が、経済の柱である観光再生のシナリオとして位置づけられ、見学拠点の整備も始まった。屋外の火山遺構をそのまま展示物とする「地域まるごと博物館」は、西山火口群を見学できる虻田町泉の散策路が既にオープンしているほか、壮瞥町は1977年噴火遺構の旧病院を公園整備、間もなく一般公開する。[『室蘭民報』(2003/3/31朝刊)]