【区分】
第5期 復旧・復興期(3ヶ月~1年)
5-06.産業の復旧・復興
3.観光キャンペーン
【教訓情報】
03.7月27日に洞爺湖観光協会が「洞爺湖温泉復興特別委員会」を設立し、復興に向けた各種の取り組みをすすめた。
【文献】
◆復興特別委員会が活動を開始していくこととなり、旭ホテル社長が委員長となる。(中略)この委員会の人選も一任され、当初10人の委員はさまざまな業界や階層の人々の参加を得て活動に取り組んでいく。当初の復興の取組は、いくつかのイベントを取組み、これを噴火報道と組み合わせて実施することによって洞爺湖温泉の復活をアピールし、観光客の誘致に結び付けようとするものであった。主なイベントとしては、7月29日−8月4日の道庁赤レンガにおける物産販売と観光PR、9月18日広域観光座談会、9月30日昭和新山で「感動市場」開催、12月31日21世紀カウントダウン、3月31日一周年記念シンポジウム、4月28日−5月4日「MOVE洞爺湖2001」などがあげられる。
こうしたイベントと平行して、復興した洞爺湖温泉をアピールするための誘致キャンペーンも行っていく。
(中略)
復興特別委員会は二つの部会を設け、誘致部会は上述のようなイベントの開催や誘致キャンペーンなどの活動を通じて観光客の回復を図るとともに、復興部会では飲食店や土産店の店主と懇談会を設け、現在抱えている問題をよい方向で解決する努力をすることとした。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』北海学園大学開発研究所(2003/6),p.44]
第5期 復旧・復興期(3ヶ月~1年)
5-06.産業の復旧・復興
3.観光キャンペーン
【教訓情報】
03.7月27日に洞爺湖観光協会が「洞爺湖温泉復興特別委員会」を設立し、復興に向けた各種の取り組みをすすめた。
【文献】
◆復興特別委員会が活動を開始していくこととなり、旭ホテル社長が委員長となる。(中略)この委員会の人選も一任され、当初10人の委員はさまざまな業界や階層の人々の参加を得て活動に取り組んでいく。当初の復興の取組は、いくつかのイベントを取組み、これを噴火報道と組み合わせて実施することによって洞爺湖温泉の復活をアピールし、観光客の誘致に結び付けようとするものであった。主なイベントとしては、7月29日−8月4日の道庁赤レンガにおける物産販売と観光PR、9月18日広域観光座談会、9月30日昭和新山で「感動市場」開催、12月31日21世紀カウントダウン、3月31日一周年記念シンポジウム、4月28日−5月4日「MOVE洞爺湖2001」などがあげられる。
こうしたイベントと平行して、復興した洞爺湖温泉をアピールするための誘致キャンペーンも行っていく。
(中略)
復興特別委員会は二つの部会を設け、誘致部会は上述のようなイベントの開催や誘致キャンペーンなどの活動を通じて観光客の回復を図るとともに、復興部会では飲食店や土産店の店主と懇談会を設け、現在抱えている問題をよい方向で解決する努力をすることとした。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』北海学園大学開発研究所(2003/6),p.44]