
【区分】
第5期 復旧・復興期(3ヶ月~1年)
5-03.住宅と生活の再建
4.厳しい雇用実態と雇用対策
【教訓情報】
02.労働省は、伊達市、虻田町、壮瞥町を雇用調整助成金の対象事業とすることを決定した。
【文献】
◆労働省は有珠山噴火後の2000年4月13日に、伊達市、虻田町、壮瞥町を雇用調整助成金の対象事業とすることを決定した。これはこれら災害地域に所在する事業主のうち休業や教育訓練、出向などを行い、当該期間中に休業手当や賃金等を負担したときに中小企業にあては3分の2、大企業にあっては2分の1を助成して失業の予防をしようとしたものである。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.48]
◆労働省によると、2000年9月30日現在で70事業所、延3,852人を対象として約3億1,100万円の支給決定が行われている。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.48]