【区分】
第5期 復旧・復興期(3ヶ月~1年)
5-03.住宅と生活の再建
4.厳しい雇用実態と雇用対策
【教訓情報】
01.有珠山噴火により、雇用者の離職が相次ぎ、雇用問題が浮上した。
【文献】
◇室蘭公共職業安定所伊達分室の新規求職者数によれば、有珠山噴火の起きた2000年の4月の新規求職者は619人と突出しており、噴火直後の4月の早い時期にほぼ250名程度の離職があったことが推測された。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.47]
◇有珠山噴火の直接、間接の影響によって離職し雇用保険を受けた人は1年間で750人に上り、臨時的雇用やパート等を含めると雇用問題の実態はこの数値を大きく上回る影響があったと指摘する意見がある。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.47-48]
◇室蘭公共職業安定所管内の雇用保険受給者の内訳を見ると、サービス業が全体の7割を占め、うち旅館ホテル等が全体の4割を占めた。また、これらの離職者の3分の1強はほぼ1年後にも雇用先が見つからず、従前の雇用先で再び働けるようになったのは3分の1に満たないという結果になった。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.48]
第5期 復旧・復興期(3ヶ月~1年)
5-03.住宅と生活の再建
4.厳しい雇用実態と雇用対策
【教訓情報】
01.有珠山噴火により、雇用者の離職が相次ぎ、雇用問題が浮上した。
【文献】
◇室蘭公共職業安定所伊達分室の新規求職者数によれば、有珠山噴火の起きた2000年の4月の新規求職者は619人と突出しており、噴火直後の4月の早い時期にほぼ250名程度の離職があったことが推測された。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.47]
◇有珠山噴火の直接、間接の影響によって離職し雇用保険を受けた人は1年間で750人に上り、臨時的雇用やパート等を含めると雇用問題の実態はこの数値を大きく上回る影響があったと指摘する意見がある。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.47-48]
◇室蘭公共職業安定所管内の雇用保険受給者の内訳を見ると、サービス業が全体の7割を占め、うち旅館ホテル等が全体の4割を占めた。また、これらの離職者の3分の1強はほぼ1年後にも雇用先が見つからず、従前の雇用先で再び働けるようになったのは3分の1に満たないという結果になった。[奥田仁「有珠山噴火と虻田町の観光・雇用」『開発論集 第72号』 北海学園大学開発研究所(2003/6),p.48]