03.洞爺湖温泉の空振が7月17日以降激減した。

 【区分】
第5期 復旧・復興期(3ヶ月~1年)
5-01.噴火活動の沈静化
1.マグマ活動の終息
【教訓情報】
03.洞爺湖温泉の空振が7月17日以降激減した。
【文献】
◆火山噴火予知連有珠山部会は〔7月〕20日の定例会見で、虻田町洞爺湖温泉町西側の噴火記念公園に設置した空振計の記録をもとに、今月17日以後空振が激減していることを明らかにした。
気象庁が設置した空振計の測定結果をまとめた報告。今月16日までは1日当たり3千—4千回ペースで観測できたが、17日以後は数10回から数回のレベルに激減していた。
これは、温泉街に近い金比羅火口の内部で安定的な連続噴火が続いているためで、火口内部の土砂が崩れ噴煙の出口がふさがるような事態になると、さく裂型の噴火に変わり再度空振が増えるとしている。岡田弘教授は「連続噴火とさく裂型とを今後も繰り返すが、徐々に空振のない状態が長くなる」と沈静化へのプロセスを説明した。
また、この日ヘリコプターにより上空から観察した岡田弘教授は、前日の砂防専門家の発表同様「金比羅火口群からの水分を含んだ噴出物により形成された急斜面は、今後の大雨で大量の土砂移動が発生する可能性が高い」として、洞爺湖温泉町西側地区の泥流発生について指摘した。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.272]

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