【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
2.二次泥流警戒避難基準雨量
【教訓情報】
03.5月19日、基準雨量設定後の泥流の非発生実績を考慮し、二次泥流計画避難基準雨量が引き下げられた。
【文献】
◆第2回幹事会による発生危険雨量の設定後、伊達(気象庁)において基準値を超える降雨を3回確認したが、二次泥流の発生は認められなかった。
1) 4/21~22最大時間雨量 13.5mm連続雨量77.5mm
2) 5/3~4最大時間雨量 5.0mm連続雨量54.5mm
3) 5/12~13最大時間雨量 3.5mm連続雨量42.0mm
以上の非発生実績を考慮し、虻田町避難指示区域における当面の二次泥流発生に対する基準雨量を以下のように引き上げることとなった。
板谷川遊砂池(北海道)、虻田観測所(気象庁)のいずれかにおいて、
時間雨量10㎜、または連続雨量50mm
さらに、以上の結果を受け,現地対策本部合同会議により,以下の事項が決定されることとなった。
・現地対策本部が警戒体制に入る基準
気象台が胆振西部地方に「大雨注意報」を発令した場合
・現地対策本部が国道37号の交通規制の実施並びに避難指示区域内への立ち入りを中止する基準
次のa),b)のいずれかに該当する場合
a)大雨警報が発令された場合(気象庁)
b)板谷川遊砂地(北海道),虻田観測所(気象庁)のいずれかにおいて、時間雨量10mmまたは連続雨量50mmが観測された場合
注)なお、板谷川遊砂地(北海道),虻田観測所(気象庁)のいずれかにおいて,連続雨量40mmが観測された時点で関係機関に連絡するものとする。
[『平成12年(2000年)有珠山噴火−火山砂防の緊急対応−』北海道建設部(2002/3),p.103]
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
2.二次泥流警戒避難基準雨量
【教訓情報】
03.5月19日、基準雨量設定後の泥流の非発生実績を考慮し、二次泥流計画避難基準雨量が引き下げられた。
【文献】
◆第2回幹事会による発生危険雨量の設定後、伊達(気象庁)において基準値を超える降雨を3回確認したが、二次泥流の発生は認められなかった。
1) 4/21~22最大時間雨量 13.5mm連続雨量77.5mm
2) 5/3~4最大時間雨量 5.0mm連続雨量54.5mm
3) 5/12~13最大時間雨量 3.5mm連続雨量42.0mm
以上の非発生実績を考慮し、虻田町避難指示区域における当面の二次泥流発生に対する基準雨量を以下のように引き上げることとなった。
板谷川遊砂池(北海道)、虻田観測所(気象庁)のいずれかにおいて、
時間雨量10㎜、または連続雨量50mm
さらに、以上の結果を受け,現地対策本部合同会議により,以下の事項が決定されることとなった。
・現地対策本部が警戒体制に入る基準
気象台が胆振西部地方に「大雨注意報」を発令した場合
・現地対策本部が国道37号の交通規制の実施並びに避難指示区域内への立ち入りを中止する基準
次のa),b)のいずれかに該当する場合
a)大雨警報が発令された場合(気象庁)
b)板谷川遊砂地(北海道),虻田観測所(気象庁)のいずれかにおいて、時間雨量10mmまたは連続雨量50mmが観測された場合
注)なお、板谷川遊砂地(北海道),虻田観測所(気象庁)のいずれかにおいて,連続雨量40mmが観測された時点で関係機関に連絡するものとする。
[『平成12年(2000年)有珠山噴火−火山砂防の緊急対応−』北海道建設部(2002/3),p.103]