【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
2.二次泥流警戒避難基準雨量
【教訓情報】
02.警戒判断基準雨量を超えたため土砂災害対策専門家チームは現地調査を実施した。
【文献】
◆4月27日から28日にかけて、伊達観測所(気象庁)において連続雨量16.5mm(27日6時~28日12時)、最大時間雨量1.5mm(27日8時~9時)、板谷川の遊砂地下流に設置した板谷川観測所(建設省)において連続雨量19.5mm(27日11時~28日6時)、最大時間雨量2.5mm(27日16時~17時)の降雨を記録した。このため、28日午前5時50分に、板谷川既設遊砂地の現地調査を行った。
その結果、河川の増水はごく少量で濁りの程度にも常時と変化はなかった。
平成12年4月28日午前10時00分~10時55分および午後3時00分~午後3時50分にかけてのヘリコプタ−からの目視、ならびにその後のビデオ判読により、西山川、板谷川ほか有珠山周辺の渓流における土砂流出状況と流路内の土砂堆積状況の変化を調査した。その結果、前回の調査時(4月26日)の状況から変化は認められなかった。
(1) 西山川における土砂流出状況
・前回調査時から新たな泥流等の発生及び土砂の堆積状況に変化は認められなかった。
(2) 板谷川における土砂流出状況
・虻田洞爺湖ICより下流において、前回調査時から新たな泥流等の発生及び土砂の堆積状況に変化は認められなかった。
(3) その他の渓流における土砂流出状況
・小有珠川、小有珠右の川、四十三川、壮瞥温泉川、源太川、昭和川、大有珠川において、新たに発生した泥流等は認められなかった。
今後も継続して、各渓流における斜面の荒廃状況、土砂の移動・堆積状況、砂防施設の状況、及び家屋等への被害状況について重点的に監視を行う。
[『有珠山土砂災害対策専門家チームホームページ 有珠山土砂災害対策専門家チーム・レポート23』(http://www.pref.hokkaido.jp/kensetu/kn-murdg/mur-dogen/dosha/index.htm)]
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
2.二次泥流警戒避難基準雨量
【教訓情報】
02.警戒判断基準雨量を超えたため土砂災害対策専門家チームは現地調査を実施した。
【文献】
◆4月27日から28日にかけて、伊達観測所(気象庁)において連続雨量16.5mm(27日6時~28日12時)、最大時間雨量1.5mm(27日8時~9時)、板谷川の遊砂地下流に設置した板谷川観測所(建設省)において連続雨量19.5mm(27日11時~28日6時)、最大時間雨量2.5mm(27日16時~17時)の降雨を記録した。このため、28日午前5時50分に、板谷川既設遊砂地の現地調査を行った。
その結果、河川の増水はごく少量で濁りの程度にも常時と変化はなかった。
平成12年4月28日午前10時00分~10時55分および午後3時00分~午後3時50分にかけてのヘリコプタ−からの目視、ならびにその後のビデオ判読により、西山川、板谷川ほか有珠山周辺の渓流における土砂流出状況と流路内の土砂堆積状況の変化を調査した。その結果、前回の調査時(4月26日)の状況から変化は認められなかった。
(1) 西山川における土砂流出状況
・前回調査時から新たな泥流等の発生及び土砂の堆積状況に変化は認められなかった。
(2) 板谷川における土砂流出状況
・虻田洞爺湖ICより下流において、前回調査時から新たな泥流等の発生及び土砂の堆積状況に変化は認められなかった。
(3) その他の渓流における土砂流出状況
・小有珠川、小有珠右の川、四十三川、壮瞥温泉川、源太川、昭和川、大有珠川において、新たに発生した泥流等は認められなかった。
今後も継続して、各渓流における斜面の荒廃状況、土砂の移動・堆積状況、砂防施設の状況、及び家屋等への被害状況について重点的に監視を行う。
[『有珠山土砂災害対策専門家チームホームページ 有珠山土砂災害対策専門家チーム・レポート23』(http://www.pref.hokkaido.jp/kensetu/kn-murdg/mur-dogen/dosha/index.htm)]