【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
1.泥流災害対策
【教訓情報】
03.板谷川泥流の監視体制が整備・強化された。
【文献】
◆ヘリコプターによる泥流の監視
(1)有珠山土砂災害対策専門家チームによる泥流の監視
有珠山土砂災害対策専門家チームは、平成12年4月2日からヘリコプターにより有珠山周辺の泥流を監視している。5月20日までは原則として1日に午前、午後の2フライト、5月21日以降6月30日までは1フライト、7月以降10月7日まで定期的に計102のフライトとなっている。
(2)災害対策用ヘリコプターによる現地調査
災害対策ヘリコプター「あおぞら号」(建設省関東地方建設局)と「ほっかい」(北海道開発局)との2機体制で有珠周辺の監視・情報収集にあたった。火山や火口の状態,土砂災害発生箇所や規模などを迅速に把握し、災害対策や復旧活動に大きく貢献した。
地上における泥流の監視
有珠山土砂災害専門家チームは、平成12年4月2日から避難指示区域外の土石流危険渓流や板谷川(西山川を除く)など有珠山周辺の諸渓流において土砂流出状況に関する現地調査を実施した。4月22日は避難指示が解除された板谷川下流既設遊砂地付近を、28日には27~28日にかけての降雨の影響を調査するために板谷川既設遊砂地の現地調査を行った。西山川では6月13日から現地調査を実施し、土砂流出状況や火山の活動状況の調査を行った。
現地調査は、4月以降10月27日までの間にほぼ毎日実施された。
[『平成12年(2000年)有珠山噴火−火山砂防の緊急対応−』北海道建設部(2002/3),p.83]
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
1.泥流災害対策
【教訓情報】
03.板谷川泥流の監視体制が整備・強化された。
【文献】
◆ヘリコプターによる泥流の監視
(1)有珠山土砂災害対策専門家チームによる泥流の監視
有珠山土砂災害対策専門家チームは、平成12年4月2日からヘリコプターにより有珠山周辺の泥流を監視している。5月20日までは原則として1日に午前、午後の2フライト、5月21日以降6月30日までは1フライト、7月以降10月7日まで定期的に計102のフライトとなっている。
(2)災害対策用ヘリコプターによる現地調査
災害対策ヘリコプター「あおぞら号」(建設省関東地方建設局)と「ほっかい」(北海道開発局)との2機体制で有珠周辺の監視・情報収集にあたった。火山や火口の状態,土砂災害発生箇所や規模などを迅速に把握し、災害対策や復旧活動に大きく貢献した。
地上における泥流の監視
有珠山土砂災害専門家チームは、平成12年4月2日から避難指示区域外の土石流危険渓流や板谷川(西山川を除く)など有珠山周辺の諸渓流において土砂流出状況に関する現地調査を実施した。4月22日は避難指示が解除された板谷川下流既設遊砂地付近を、28日には27~28日にかけての降雨の影響を調査するために板谷川既設遊砂地の現地調査を行った。西山川では6月13日から現地調査を実施し、土砂流出状況や火山の活動状況の調査を行った。
現地調査は、4月以降10月27日までの間にほぼ毎日実施された。
[『平成12年(2000年)有珠山噴火−火山砂防の緊急対応−』北海道建設部(2002/3),p.83]