【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
1.泥流災害対策
【教訓情報】
02.板谷川及び西山川の泥流対策に着手した。
【文献】
◆有珠山(732メートル)の噴火活動で建設省などは23日、泥流発生の恐れがある虻田町・板谷川の防災工事に着手した。(中略)
虻田町の板谷川の泥流発生に備える河川工事は、23日午前から始まった。遊砂池内の水を抜く排水ポンプが設置され、工事現地の調査・測量なども行われた。
河川堤強化のための大型土のう作りは、壮瞥町字滝之町の河川敷地内で行われた。1メートル四方のビニール製の袋に、重機によって土砂が次々と詰め込まれた。1袋の重さは約1.8トン。初日のこの日は約百袋が作られた。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.158]
◆有珠山噴火による泥流対策で無人化施工機械を使用した工事が虻田町・板谷川上流部で始まっているが、室蘭土木現業所は7日までに、洞爺湖温泉町の西山川でも実施へ向けた現地調査に着手した。監視カメラ設置場所の選定などが行われており、近く、無線による重機操縦が可能かどうかの最終判断を含めて、一定の施工計画がまとめられる見通しだ。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.192]
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-07.泥流災害の防止
1.泥流災害対策
【教訓情報】
02.板谷川及び西山川の泥流対策に着手した。
【文献】
◆有珠山(732メートル)の噴火活動で建設省などは23日、泥流発生の恐れがある虻田町・板谷川の防災工事に着手した。(中略)
虻田町の板谷川の泥流発生に備える河川工事は、23日午前から始まった。遊砂池内の水を抜く排水ポンプが設置され、工事現地の調査・測量なども行われた。
河川堤強化のための大型土のう作りは、壮瞥町字滝之町の河川敷地内で行われた。1メートル四方のビニール製の袋に、重機によって土砂が次々と詰め込まれた。1袋の重さは約1.8トン。初日のこの日は約百袋が作られた。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.158]
◆有珠山噴火による泥流対策で無人化施工機械を使用した工事が虻田町・板谷川上流部で始まっているが、室蘭土木現業所は7日までに、洞爺湖温泉町の西山川でも実施へ向けた現地調査に着手した。監視カメラ設置場所の選定などが行われており、近く、無線による重機操縦が可能かどうかの最終判断を含めて、一定の施工計画がまとめられる見通しだ。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.192]