03.JR室蘭本線特急列車の運転が6月1日に再開された。

 【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-06.都市基盤・サービスの復旧
4.鉄道の復旧
【教訓情報】
03.JR室蘭本線特急列車の運転が6月1日に再開された。
【文献】
◆6月1日、運転時間が午前5時~午後7時に拡大されるとともに新しい軌道監視体制の下、札幌~函館間のディーゼル特急「スーパー北斗」6往復、「北斗」3往復が復活。貨物列車も7往復が室蘭本線に戻った。しかし、まだ輸送量が十分ではないために夜間にかかる寝台特急や臨時特急「北斗75・76号」、5往復の貨物列車は山線迂回のまま残された。[『有珠山噴火 鉄道輸送の挑戦』 JR北海道(2001/3),p.82]
◆JR北海道は、有珠山噴火以来運行を休止していた室蘭線・東室蘭−長万部間の特急の運行を1日から、再開した。特急列車の運行再開は3月29日以来64日ぶり。復活したのは1日9往復。同時に普通列車や貨物列車も増便された。依然として夜間運行再開の見通しは立っていないものの、本州と北海道を結ぶ大動脈はこれでほぼ回復した。
(中略)
特急が運行されるのは当面、午前5時から午後7時までの日中。札幌−函館間1日9往復は通常の11往復より2往復少ないだけとなる。有珠山ろくの洞爺−北入江間は時速45キロの徐行運転を行う。
[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.231]

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