【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-06.都市基盤・サービスの復旧
2.ライフラインの復旧
【教訓情報】
01.北海道電力虻田発電所が6月23日に運転を再開した。
【文献】
◆北海道電力は有珠山噴火により停止していた虻田町青葉町の虻田発電所の点検作業を終え、運転をきょう23日午後5時ごろから86日ぶりに再開する。同社はこれまでの点検で、洞爺湖の水を発電所まで送る約3.9キロメートルの導水路に被害はなかったとしている。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.251]
◆3月29日以降、水車発電機を停止していたが、融雪水等による洞爺湖の水位上昇に伴い、噴石の影響による洞爺湖周囲温泉街への津波被害等が想定されることから、災害防止のために暫定運転を行うことになった。
水車の内部点検及び無水・有水試験を実施した結果、各部に異常なく運転再開が可能な状態であることを確認し、6月23日1号機、27日2号機、29日3号機の暫定運転を開始した。
なお、水車の内部点検にあたっては、導水路の状況から硫化ガス流入の恐れが懸念されたため、ガス検知器で測定を実施して安全性の確認を行った。また、万が一のために常に送風機による換気を実施しながら作業を進めた。[『2000年有珠山噴火復旧記録』北海道電力株式会社室蘭支店(2000/11),p.54]
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-06.都市基盤・サービスの復旧
2.ライフラインの復旧
【教訓情報】
01.北海道電力虻田発電所が6月23日に運転を再開した。
【文献】
◆北海道電力は有珠山噴火により停止していた虻田町青葉町の虻田発電所の点検作業を終え、運転をきょう23日午後5時ごろから86日ぶりに再開する。同社はこれまでの点検で、洞爺湖の水を発電所まで送る約3.9キロメートルの導水路に被害はなかったとしている。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.251]
◆3月29日以降、水車発電機を停止していたが、融雪水等による洞爺湖の水位上昇に伴い、噴石の影響による洞爺湖周囲温泉街への津波被害等が想定されることから、災害防止のために暫定運転を行うことになった。
水車の内部点検及び無水・有水試験を実施した結果、各部に異常なく運転再開が可能な状態であることを確認し、6月23日1号機、27日2号機、29日3号機の暫定運転を開始した。
なお、水車の内部点検にあたっては、導水路の状況から硫化ガス流入の恐れが懸念されたため、ガス検知器で測定を実施して安全性の確認を行った。また、万が一のために常に送風機による換気を実施しながら作業を進めた。[『2000年有珠山噴火復旧記録』北海道電力株式会社室蘭支店(2000/11),p.54]