【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-05.被害調査
1.被害調査体制
【教訓情報】
02.有珠山空中レーザー計測を実施した。
【文献】
◆前兆の群発地震発生時に建設省を通じて北大から提案し、その後の実施計画に参加した航空レーザー測量の新手法は、画期的な成果をもたらした。2000年新山域では約4×107m3の体積増加であることが、噴火直前と4月26日の再測量の高さ差分から明らかになった。[岡田弘 他「有珠山2000年噴火と火山防災に関する総合的観測研究の概要」『有珠山2000年噴火と火山防災に関する総合的観測研究 (平成12年度科学研究費補助金(特別研究促進費) 研究成果報告書)』(2002/5),p.19]
◆有珠山の噴火活動に伴う地形変化に詳細を把握し、今後の泥流発生の危険性を検討するために、噴火直前の3月31日及び噴火開始後約1ヵ月が経過した4月26日に、ヘリコプターによる航空レーザー測量を行った。(中略)
3月31日に噴火が始まった西山西麓の加工を中心として、最大で65m隆起している。隆起範囲は北東−南西方向に分布し、30m以上隆起した範囲がNE-SW方向に約1㎞、NW-SE方向に約500mの広がりを持って分布している。[仲野他「噴火に伴う有珠山土砂災害緊急対応について」『月刊 土木技術資料 Vol.43 NO.2』(2001/2),p.36]

第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-05.被害調査
1.被害調査体制
【教訓情報】
02.有珠山空中レーザー計測を実施した。
【文献】
◆前兆の群発地震発生時に建設省を通じて北大から提案し、その後の実施計画に参加した航空レーザー測量の新手法は、画期的な成果をもたらした。2000年新山域では約4×107m3の体積増加であることが、噴火直前と4月26日の再測量の高さ差分から明らかになった。[岡田弘 他「有珠山2000年噴火と火山防災に関する総合的観測研究の概要」『有珠山2000年噴火と火山防災に関する総合的観測研究 (平成12年度科学研究費補助金(特別研究促進費) 研究成果報告書)』(2002/5),p.19]
◆有珠山の噴火活動に伴う地形変化に詳細を把握し、今後の泥流発生の危険性を検討するために、噴火直前の3月31日及び噴火開始後約1ヵ月が経過した4月26日に、ヘリコプターによる航空レーザー測量を行った。(中略)
3月31日に噴火が始まった西山西麓の加工を中心として、最大で65m隆起している。隆起範囲は北東−南西方向に分布し、30m以上隆起した範囲がNE-SW方向に約1㎞、NW-SE方向に約500mの広がりを持って分布している。[仲野他「噴火に伴う有珠山土砂災害緊急対応について」『月刊 土木技術資料 Vol.43 NO.2』(2001/2),p.36]

写真 国道230号の隆起(提供:北海道開発局)