02.虻田町より要請を受け、天理教災害救援「ひのきしん隊」が出動した。

 【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-02.防災関係機関等の対応
6.ボランティア活動
【教訓情報】
02.虻田町より要請を受け、天理教災害救援「ひのきしん隊」が出動した。
【文献】
◆ひのきしん隊の出動は平成12年7月3日より8月21日の間で、第1次隊から第5次隊までの派遣であった。各隊合わせて出動実人員1,638人(延2,272人)、車両は、ワゴン車(含乗用車)311両・マイクロバス3両・トラック9両・ユニック車6両、合計329両に上った。主たる作業は屋根、家のまわりの除灰であったが、第5次隊まで使用した土嚢袋は40,945袋に達した。その他、ダンプ・ショベルカーを使用しての土嚢袋の積み込み、一輪車による除灰・カテゴリー1地区玄関先の除灰、ひのきしん隊が使用したホテルの除灰・水路づくり・側溝清掃等も行った。ひのきしん隊の災害救援に要した経費はすべて自賄いで、天理教本部・北海道教区・各教会・信者の浄財によって支弁されている。第5次隊までの経費は約610万円に達した。ちなみに、虻田町では電気・水道・ガス・入浴代金などを負担したほか、若干のビール・ジュースを差し入れたのみであった。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.433-434]

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内閣府政策統括官(防災担当)

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