【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-02.防災関係機関等の対応
5.学識経験者による対応
【教訓情報】
01.5月6日に、宇井、岡田教授が壮瞥町で住民対象の現状説明会を開催した。
【文献】
◆北大の岡田弘教授と宇井忠英教授が、長引く噴火の状況を住民に直接説明するため、壮瞥町で住民対象の現状説明会を実施。避難生活を続ける虻田町民など周辺自治体の住民ら約250人に対し、両教授はこれまでの噴火の状況を解説したほか、引き続き気を緩めず警戒する必要性などを説いた。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.26]
◆岡田教授と宇井教授は、「2000年有珠山噴火の活動現況報告」をテーマに、この日午前にヘリコプターから撮影した洞爺湖温泉などの映像を上映しながら「国道230号には断層ができて割れている」「西山の火口からは水蒸気主体の噴煙が上がっている」「金比羅山は噴石が吹き上げて落ちている状態。少し活発になると火口の外にも飛び出している」などと解説した。
会場からの質問に答え、岡田教授らは「過去の噴火事例から見ても、これで終わると考えるよりも山ろくで大きな噴火が起こる可能性が高いと言える」として、引き続き気を緩めず警戒する必要性を説いた。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.191]
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-02.防災関係機関等の対応
5.学識経験者による対応
【教訓情報】
01.5月6日に、宇井、岡田教授が壮瞥町で住民対象の現状説明会を開催した。
【文献】
◆北大の岡田弘教授と宇井忠英教授が、長引く噴火の状況を住民に直接説明するため、壮瞥町で住民対象の現状説明会を実施。避難生活を続ける虻田町民など周辺自治体の住民ら約250人に対し、両教授はこれまでの噴火の状況を解説したほか、引き続き気を緩めず警戒する必要性などを説いた。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.26]
◆岡田教授と宇井教授は、「2000年有珠山噴火の活動現況報告」をテーマに、この日午前にヘリコプターから撮影した洞爺湖温泉などの映像を上映しながら「国道230号には断層ができて割れている」「西山の火口からは水蒸気主体の噴煙が上がっている」「金比羅山は噴石が吹き上げて落ちている状態。少し活発になると火口の外にも飛び出している」などと解説した。
会場からの質問に答え、岡田教授らは「過去の噴火事例から見ても、これで終わると考えるよりも山ろくで大きな噴火が起こる可能性が高いと言える」として、引き続き気を緩めず警戒する必要性を説いた。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.191]