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02.5月22日に発表された火山噴火予知連絡会議の新たな統一見解を踏まえ、避難指示区域の一部解除及びカテゴリーの見直しが実施された。

 【区分】
第4期 被災地応急対応期(2週間~3ヶ月)
4-01.噴火活動の経過
2.避難指示の一部解除
【教訓情報】
02.5月22日に発表された火山噴火予知連絡会議の新たな統一見解を踏まえ、避難指示区域の一部解除及びカテゴリーの見直しが実施された。
【文献】
◆有珠山について火山噴火予知連絡会が22日に出した統一見解を受け、長崎良夫虻田町長は23日夜、河口から比較的離れたJR室蘭本線の入江地区など782世帯、1876人を対象に、24日午前9時から避難指示を一部解除すると発表した。(中略)
避難解除となるのは、本町六区の一部(163世帯、434人)、七区の一部(81世帯、184人)、八区の全部(164世帯、360人)、入江地区の一部(133世帯、332人)、入江三区の全部(142世帯、305人)、かっこう台区の一部(99世帯、261人)と洞爺湖温泉町・珍小島の月浦寄りの一部(居住者なし)、これでJR室蘭本線から南側は全て解除された。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.220]
◆虻田町の長崎良夫町長は25日、危険度が最も高い立ち入り禁止地域「カテゴリー(C)1」に指定していた洞爺湖温泉東側の一部(226世帯、398人)地域を、きょう26日から「カテゴリー2」に変更。その上で、同地区の191世帯(303人)について27日、これまで30分だった一時帰宅時間を1時間に延長して実施することを明らかにした。
カテゴリーの見直しは火山噴火予知連絡会が今月22日に出した新統一見解を受けての措置。見直されるのは「C1」のうち、特別活動(30分の短時間帰宅)のじっしたいしょうとなっている洞爺湖温泉町東側の一部と、同温泉町の珍小島周辺(103世帯、264人)で26日午前9時から「C2」に緩和する。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.222]

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