03.4月7日、伊達市有珠地区の農家19人が1時間だけの一時帰宅をし、10日ぶりの農作業を行った。

 【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-06.産業・雇用対策
1.農業・漁業対策
【教訓情報】
03.4月7日、伊達市有珠地区の農家19人が1時間だけの一時帰宅をし、10日ぶりの農作業を行った。
【文献】
◆爆発的噴火の危険度が増し、3日午後から立入り禁止となっている伊達市有珠地区の避難農家らが7日午前、1時間の緩和措置で水やりなどの農作業を行った。
噴火に伴う市内各地の避難農家は約100戸に上っているが、(中略)有珠地区の農家だけが3日午後から作業の完全中断を余儀なくされてきた。
これに対し、被害の拡大を懸念した約30戸が菊谷秀吉伊達市長に直談判し、有珠地区でも「比較的安全」とみられる伊達市街地よりの東側一帯の15戸と2法人について「1時間の一時帰宅」が認められ、道警のパトカーに先導されて自宅に戻った。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.93]

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