【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-05.交通機関等の対応
4.ライフライン事業者の対応
【教訓情報】
04.北海道電力は二次災害予防のため洞爺湖温泉地区の一部で計画電力の供給を中止した。
【文献】
◆北電室蘭支店は5日、泥流・土石流発生による2次災害を予防するため、虻田町洞爺湖温泉町への送電中止を決め、現地対策本部や虻田町、避難所への説明に入った。完了次第、実施する。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.79]
◆3月31日の噴火以降、噴石・泥流によるものと思われる配電線事故が発生する中、それまで送電を継続してきた洞爺湖温泉町の一部において泥流等による2次災害の発生が予想されたことから、4月5日21時45分に308戸の送電を中止した。
予防停電については、過去の災害で例のないことであり、実施にあたっては事前に自治体・各避難施設利用者、高圧契約のお客様への説明を行ったが、商店経営者等から冷凍冷蔵庫等の食品の損失に対する補償などについて説明を求められるなど、対応に苦慮した。
また、高圧契約のお客様への周知については、主にホテル関係であったが、経営者も避難していたことから、連絡先の確認に手間取った。
さらに、復旧後には「北電が電気を止めた。」との理由で、お客様が損害を受けた自家用設備や食品に対する賠償の申し出が数件発生するなど、事後対応にも苦慮した。[『2000年有珠山噴火復旧記録』北海道電力株式会社室蘭支店(2000/11),p.19]
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-05.交通機関等の対応
4.ライフライン事業者の対応
【教訓情報】
04.北海道電力は二次災害予防のため洞爺湖温泉地区の一部で計画電力の供給を中止した。
【文献】
◆北電室蘭支店は5日、泥流・土石流発生による2次災害を予防するため、虻田町洞爺湖温泉町への送電中止を決め、現地対策本部や虻田町、避難所への説明に入った。完了次第、実施する。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.79]
◆3月31日の噴火以降、噴石・泥流によるものと思われる配電線事故が発生する中、それまで送電を継続してきた洞爺湖温泉町の一部において泥流等による2次災害の発生が予想されたことから、4月5日21時45分に308戸の送電を中止した。
予防停電については、過去の災害で例のないことであり、実施にあたっては事前に自治体・各避難施設利用者、高圧契約のお客様への説明を行ったが、商店経営者等から冷凍冷蔵庫等の食品の損失に対する補償などについて説明を求められるなど、対応に苦慮した。
また、高圧契約のお客様への周知については、主にホテル関係であったが、経営者も避難していたことから、連絡先の確認に手間取った。
さらに、復旧後には「北電が電気を止めた。」との理由で、お客様が損害を受けた自家用設備や食品に対する賠償の申し出が数件発生するなど、事後対応にも苦慮した。[『2000年有珠山噴火復旧記録』北海道電力株式会社室蘭支店(2000/11),p.19]