【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-05.交通機関等の対応
3.鉄道代替輸送
【教訓情報】
01.JR室蘭本線が不通となったことにより、旅客・貨物の輸送能力ともに従来の5割程度まで低下し、大きな減収をこうむった。
【文献】
◆北海道の大動脈と言われ、旅客・貨物それぞれの主要列車が通過する室蘭本線の不通は、我が国の経済に大きな影響をもたらすものであった。事実、3月29日からの不通期間内に、貨物の滞貨は膨大なものになっていった。列車輸送は3月29日、不通前の分も含めて平常時の58.8%に、不通後の3月30日~4月1日までは12.5%に落ち込んだ。このためJR貨物は、室蘭本線の不通とともに、トラックによる代行輸送を函館の五稜郭貨物駅~札幌貨物ターミナル駅間で開始した。4月1日からは苫小牧港からの船便も導入して滞貨の解消とともに、輸送量の確保を目指したが、鉄道輸送の全量を代替するには至らなかった。今回の噴火による不通は、いかに北海道の物資輸送は室蘭本線に頼っていたかを再確認する機会ともなったのである。[『有珠山噴火 鉄道輸送の挑戦』 JR北海道(2001/3),p.28]
◆3月29日以来、JR室蘭線は運転休止中。五稜郭貨物駅(函館市港町)には本州方面から運ばれた5トンコンテナが一時は約500個滞留した。
室蘭線は20両編成の貨物列車が1日24本走っていたが、う回路の函館線はこう配がきつく、1編成10両が限界で本数も1日5本。コンテナ輸送量は1日2400個から230個に落ちた。
JR貨物では輸送船4隻を借り、苫小牧~青森間と室蘭~函館間で船舶輸送を始めたが、完全にカバーするには至っていない。[『毎日新聞』 (2000/4/6地方版)]
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-05.交通機関等の対応
3.鉄道代替輸送
【教訓情報】
01.JR室蘭本線が不通となったことにより、旅客・貨物の輸送能力ともに従来の5割程度まで低下し、大きな減収をこうむった。
【文献】
◆北海道の大動脈と言われ、旅客・貨物それぞれの主要列車が通過する室蘭本線の不通は、我が国の経済に大きな影響をもたらすものであった。事実、3月29日からの不通期間内に、貨物の滞貨は膨大なものになっていった。列車輸送は3月29日、不通前の分も含めて平常時の58.8%に、不通後の3月30日~4月1日までは12.5%に落ち込んだ。このためJR貨物は、室蘭本線の不通とともに、トラックによる代行輸送を函館の五稜郭貨物駅~札幌貨物ターミナル駅間で開始した。4月1日からは苫小牧港からの船便も導入して滞貨の解消とともに、輸送量の確保を目指したが、鉄道輸送の全量を代替するには至らなかった。今回の噴火による不通は、いかに北海道の物資輸送は室蘭本線に頼っていたかを再確認する機会ともなったのである。[『有珠山噴火 鉄道輸送の挑戦』 JR北海道(2001/3),p.28]
◆3月29日以来、JR室蘭線は運転休止中。五稜郭貨物駅(函館市港町)には本州方面から運ばれた5トンコンテナが一時は約500個滞留した。
室蘭線は20両編成の貨物列車が1日24本走っていたが、う回路の函館線はこう配がきつく、1編成10両が限界で本数も1日5本。コンテナ輸送量は1日2400個から230個に落ちた。
JR貨物では輸送船4隻を借り、苫小牧~青森間と室蘭~函館間で船舶輸送を始めたが、完全にカバーするには至っていない。[『毎日新聞』 (2000/4/6地方版)]
