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05.子供の遊び相手と高齢者の話し相手に対するボランティアや専門的な技術を持つボランティアが喜ばれた。

 【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-04.避難生活の支援
5.ボランティア
【教訓情報】
05.子供の遊び相手と高齢者の話し相手に対するボランティアや専門的な技術を持つボランティアが喜ばれた。
【文献】
◆平成13年3月末までにボランティアとして登録し、活動に従事した人数は1,121人、年齢層も職業も実に多様である。活動も当初は救援物資の仕分け、避難所の夜間対応などが主であったが、避難生活の長期化とともに活動内容も多岐にわたるようになった。
そのほか、個人ボランティアの活動・外部企画による活動・団体ボランティアや専門ボランティアの活動も多彩であった。特に、鍼灸マッサージ・理美容・整体など専門家によるボランティア活動はすこぶる好評を博した。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.431]
◆専門の技術を生かしたボランティアの活動や、団体による援農作業などは特に好評であった。これらのボランティア活動は計14回行われたが、ネイルケア・フットケア・気功などのほか、FMレイクトピアのスタッフとして活動を続けたボランティアもいた。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.433]
◆市立室蘭看護専門学院の生徒たちが14日、有珠山噴火被災者の避難所となっている室蘭市港北町のサンライフ室蘭と宮の森町の市体育館を慰問、避難住民の話を熱心に聞き、心を和ませていた。
避難所で行ったアンケートで「話し相手がほしい」という要望が多かったことから、同学院が授業の一環としてボランティア活動を実施。この日は午後3時から2時間、サンライフに6人、体育館に4人の生徒が訪れ、お年寄りとおしゃべりしたり、子供たちの遊び相手をした。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.126]

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