【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-04.避難生活の支援
5.ボランティア
【教訓情報】
01.北海道社会福祉協議会はボランティア活動現地対策本部を設立し、ボランティアの受け入れを行った。
【文献】
◆3月31日、北海道社会福祉協議会(道社協)は伊達市に北海道有珠山福祉救援ボランティア活動伊達現地対策本部(伊達災害ボランティアセンター)を設立した。当然のことながら、地元自治体・地元社会福祉協議会・日本赤十字・青年会議所等、関係機関の連携の上に設立された組織であった。
このことが、伊達市に政府の非常災害現地対策本部設置とともにマスコミによって報道されると、道内はもとより全国各地からボランティア活動希望者の問い合わせや申込みが集中した。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.429]
◆阪神大震災の教訓を生かそう−と1日、道内外からのボランティア受け入れを調整する北海道有珠山福祉救援ボランティア活動対策現地本部も本格的に動き出し、避難住民のボランティアニーズ調査に入った。阪神大震災では大量に現地入りしたボランティアが一部で機能しなかったトラブルもあり、今回は同本部で人員調整などがチェックされている。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p54.]
◆有珠山噴火災害ボランティアセンターは、道社協が取りまとめ役となり、噴火当日の3月31日に伊達市にいち早く設置され、虻田町と壮瞥町をカバー。その後、避難所が集中している豊浦、長万部両町にそれぞれ拠点を設けた。本部長には地元社協会長や事務局長を置き、避難住民や行政の要請に応じた多種多様な手助けを行っている。
伊達市役所庁舎前の市福祉センター内に事務局を開設した災害ボランティアセンターには、個人ボランティアが全国各地から駆け付け763人が登録。行政などからの要請を受けて避難所の運営補助や避難住民の介助、ホームページ作成など個性を生かしたサポート役に大活躍中だ。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.123]
◆今回の噴火災害に伴い、被災者を救援するために、伊達、豊浦及び長万部にボランティア活動現地本部を設置し被災者の救援活動を実施した。[『2000年有珠山噴火災害・復興記録』北海道(2003/3),p.73]
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-04.避難生活の支援
5.ボランティア
【教訓情報】
01.北海道社会福祉協議会はボランティア活動現地対策本部を設立し、ボランティアの受け入れを行った。
【文献】
◆3月31日、北海道社会福祉協議会(道社協)は伊達市に北海道有珠山福祉救援ボランティア活動伊達現地対策本部(伊達災害ボランティアセンター)を設立した。当然のことながら、地元自治体・地元社会福祉協議会・日本赤十字・青年会議所等、関係機関の連携の上に設立された組織であった。
このことが、伊達市に政府の非常災害現地対策本部設置とともにマスコミによって報道されると、道内はもとより全国各地からボランティア活動希望者の問い合わせや申込みが集中した。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.429]
◆阪神大震災の教訓を生かそう−と1日、道内外からのボランティア受け入れを調整する北海道有珠山福祉救援ボランティア活動対策現地本部も本格的に動き出し、避難住民のボランティアニーズ調査に入った。阪神大震災では大量に現地入りしたボランティアが一部で機能しなかったトラブルもあり、今回は同本部で人員調整などがチェックされている。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p54.]
◆有珠山噴火災害ボランティアセンターは、道社協が取りまとめ役となり、噴火当日の3月31日に伊達市にいち早く設置され、虻田町と壮瞥町をカバー。その後、避難所が集中している豊浦、長万部両町にそれぞれ拠点を設けた。本部長には地元社協会長や事務局長を置き、避難住民や行政の要請に応じた多種多様な手助けを行っている。
伊達市役所庁舎前の市福祉センター内に事務局を開設した災害ボランティアセンターには、個人ボランティアが全国各地から駆け付け763人が登録。行政などからの要請を受けて避難所の運営補助や避難住民の介助、ホームページ作成など個性を生かしたサポート役に大活躍中だ。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.123]
◆今回の噴火災害に伴い、被災者を救援するために、伊達、豊浦及び長万部にボランティア活動現地本部を設置し被災者の救援活動を実施した。[『2000年有珠山噴火災害・復興記録』北海道(2003/3),p.73]