【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-03.避難所生活
4.ペット問題と対策
【教訓情報】
03.北海道獣医師会により「有珠山動物救護センター」が開設され、ペットの収容が行われた。
【文献】
◆北海道獣医師会は有珠山噴火直後、いち早く「動物救護センター」の開設を決定、4月1日、2日の両日の間に諸準備を終え、4月3日からペットの預かりを開始した。初日は犬29頭、猫18頭、亀1匹、小鳥1羽の合計49頭羽を収容した。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.436]
◆収容動物の感染症疾患対策としては、預かり時の診察・ワクチン接種・猫のウイルス検査・エキノコックス検査等を実施した。また、疾患の発生に対応するため、センター内に診療棟を併設し、疾患の検査・診断・治療に備えた。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.437]
◆北海道庁は1日、避難所のペットを預かる「ペットシェルター」を伊達市で開設することを決めた。北海道獣医師会や日本動物愛護協会などと協力し、約1650平方メートルの土地を確保した。獣医やボランティアを派遣し、無料で面倒をみる。早ければ一両日中にスタートする。[『毎日新聞』(2000/4/2朝刊)]
◆避難住民のペット対策として北海道獣医師会は2日、伊達市舟岡町340に「有珠山動物救護センター」を開設した。避難住民が気に掛けていた愛犬、猫の一時保護がスタートし、飼い主らは”家族の一員”の安全確保に胸をなで下ろす一方、獣医らは診察や手当てに追われていた。
受け付けは午前9時から午後10時。道や一般ボランティアが協力しており、ペットを収容するための囲い塀造りや新たなプレハブも整備された。『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.67]
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-03.避難所生活
4.ペット問題と対策
【教訓情報】
03.北海道獣医師会により「有珠山動物救護センター」が開設され、ペットの収容が行われた。
【文献】
◆北海道獣医師会は有珠山噴火直後、いち早く「動物救護センター」の開設を決定、4月1日、2日の両日の間に諸準備を終え、4月3日からペットの預かりを開始した。初日は犬29頭、猫18頭、亀1匹、小鳥1羽の合計49頭羽を収容した。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.436]
◆収容動物の感染症疾患対策としては、預かり時の診察・ワクチン接種・猫のウイルス検査・エキノコックス検査等を実施した。また、疾患の発生に対応するため、センター内に診療棟を併設し、疾患の検査・診断・治療に備えた。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.437]
◆北海道庁は1日、避難所のペットを預かる「ペットシェルター」を伊達市で開設することを決めた。北海道獣医師会や日本動物愛護協会などと協力し、約1650平方メートルの土地を確保した。獣医やボランティアを派遣し、無料で面倒をみる。早ければ一両日中にスタートする。[『毎日新聞』(2000/4/2朝刊)]
◆避難住民のペット対策として北海道獣医師会は2日、伊達市舟岡町340に「有珠山動物救護センター」を開設した。避難住民が気に掛けていた愛犬、猫の一時保護がスタートし、飼い主らは”家族の一員”の安全確保に胸をなで下ろす一方、獣医らは診察や手当てに追われていた。
受け付けは午前9時から午後10時。道や一般ボランティアが協力しており、ペットを収容するための囲い塀造りや新たなプレハブも整備された。『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.67]