【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-03.避難所生活
1.避難所の生活環境と運営
【教訓情報】
02.避難所においてはプライバシーが確保できず、避難者に大きなストレスとなった。
【文献】
◆有珠山噴火による避難生活も約2週間になるが、火山活動は依然活発で、帰宅できる見通しはなく、避難住民の疲れた表情が色濃くなってきた。しかし、火山と生きてきたマチだけに「長期化は覚悟の上」と、長い共同生活を見据えて、お互いのプライバシー保持に工夫を凝らす姿もある。一方で避難住民同士交流を深め、広い空間での共同生活の方が連帯感が増す、との声も聞かれるなど、毎日の生活にそれぞれのリズムを見つけている。
夜中の足音がうるさい、たばこの煙が嫌、いびきに耐えられない−など、共同生活にありがちな生活リズムの違いが見掛けられる。その不満に少しでもこたえよう−と壮瞥町農村環境改善センターでは間仕切りが登場した。
[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.110]
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-03.避難所生活
1.避難所の生活環境と運営
【教訓情報】
02.避難所においてはプライバシーが確保できず、避難者に大きなストレスとなった。
【文献】
◆有珠山噴火による避難生活も約2週間になるが、火山活動は依然活発で、帰宅できる見通しはなく、避難住民の疲れた表情が色濃くなってきた。しかし、火山と生きてきたマチだけに「長期化は覚悟の上」と、長い共同生活を見据えて、お互いのプライバシー保持に工夫を凝らす姿もある。一方で避難住民同士交流を深め、広い空間での共同生活の方が連帯感が増す、との声も聞かれるなど、毎日の生活にそれぞれのリズムを見つけている。
夜中の足音がうるさい、たばこの煙が嫌、いびきに耐えられない−など、共同生活にありがちな生活リズムの違いが見掛けられる。その不満に少しでもこたえよう−と壮瞥町農村環境改善センターでは間仕切りが登場した。
[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.110]