03.建設省が監視体制強化のため災害対策用ヘリ「あおぞら号」を現地に派遣した。

 【区分】
第3期 噴火継続対応期(最初の噴火~2週間)
3-02.警戒・避難体制の拡充
3.政府の対応
【教訓情報】
03.建設省が監視体制強化のため災害対策用ヘリ「あおぞら号」を現地に派遣した。
【文献】
◆北海道開発局では災害対策ヘリコプター「ほっかい」(北海道開発局)と「あおぞら号」(建設省関東地方建設局)との2機体制で有珠周辺の監視・情報収集にあたった。
(中略)
有珠山噴火直後の平成12年4月3日から4月13日にかけて災害対策ヘリコプターによる定点写真撮影を行った。
その後も火山や火口の状態、国道や高速道路の被害状況、泥流災害の発生箇所や規模などを迅速に把握し、災害対策や復旧活動に大きく貢献した。[『平成12年(2000年)有珠山噴火災害報告』北海道開発局(2001/6),p.42]
◆北海道開発局所有の「ほっかい」及び建設省所有の「あおぞら号」、ヘリコプター2機による監視映像(3月28日午後8時より)を配信した。なお、6月20日からは1機体制となった。[『2000年有珠山噴火・その記録と教訓』北海道虻田町(2002/12),p.329]
災害対策ヘリコプター飛行ルート(提供:北海道開発局)
図 災害対策ヘリコプター飛行ルート(提供:北海道開発局)
ヘリポート位置(提供:北海道開発局)
図 ヘリポート位置(提供:北海道開発局)

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