03.各関係機関がホームページを開設し、情報提供を開始した。

 【区分】
第2期 事前対応期(3/27の前兆現象~噴火まで)
2-03.初動体制
4.各種マスコミ・メディア等の対応
【教訓情報】
03.各関係機関がホームページを開設し、情報提供を開始した。
【文献】
◆インターネットでは、噴火前の平成12年3月29日、北海道地質研究所が有珠山の活動状況を伝えるホームページを開設し(『有珠山ペ一ジ』)、同所観測班からの報告や有珠山の過去の噴火等に関する情報を掲載した。また、北海道のホームページにリンクすることにより、幅広い情報提供を行なうとともに、気象台や道の防災対策部門をはじめとする関連部局の情報も取り込み、総合的な有珠山情報の窓口となった。(中略)
『有珠山ページ』では、平成12年3月29日から翌年3月31日までの1年間で、閲覧回数は120万回を超えた。噴火直後の3月31日には111,629回もの閲覧があり、インターネットによる情報提供の必要性が認められた。[『2000年有珠山噴火災害・復興記録』北海道(2003/3),p.67]
◆道は29日、インターネットのホームページに「有珠山の活動状況及び対策状況」「有珠山緊急火山情報」を開設した。幅広く的確な情報を提供し、防災に役立ててもらうのが狙い。
掲載内容は、気象台が発表する火山観測情報、グラフ化した火山性地震発生状況、有珠山に関連したホームページリンク集など。このほか、関係自治体や大学、国立研究機関のホームページに接続できるようにしている。アドレスは、http://www.pref.hokkaido. Jp/usu.html(注:2004/3/31時点ページなし)。
有珠山で噴火の可能性が高まっているため、道立地質研究所は29日、ホームページで有珠山の活動状況や対策状況などの情報提供を始めた。
同研究所によると、道防災消防課と札幌管区気象台などから受けた情報を随時、更新して提供する。
アドレスは、http://www.gsh.pref.hokkaido.jp/usu/usu.html(注:2004/3/31時点)
[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.41]

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