02.阪神・淡路大震災の時と比べて、インターネット等の環境が大きく進歩・普及した。

 【区分】
第2期　事前対応期（3/27の前兆現象～噴火まで）
2-03.初動体制
4.各種マスコミ・メディア等の対応
【教訓情報】
02.阪神・淡路大震災の時と比べて、インターネット等の環境が大きく進歩・普及した。
【文献】
◆放送では文字放送のほかに地上波放送波の隙間を利用したデータ放送が実現し、北海道テレビ(テレビ朝日系列)の「クラーク・オン・アダムス」が、有珠山噴火災害の細かな情報を出した。[平塚千尋『災害情報とメディア』リベルタ出版(2000/10),p.171]
◆携帯が爆発的に普及し、ｉモードをはじめとするインターネット接続サービスが開始され、有珠山情報も発信された。そしてパソコン通信からインターネット上の移行とその急激な普及である。阪神大震災当時全国で300万人と飛躍的に増大し、インターネットは完全にマスメディアの一翼を担うまでに成長していた。[平塚千尋『災害情報とメディア』リベルタ出版(2000/10),p.171]
◇有珠山噴火における各種メディアによる災害情報の提供については、同書[平塚千尋『災害情報とメディア』リベルタ出版(2000/10),p.167-188]に詳しくまとめられている。