04.有珠山ハザードマップが作成・配布された。

 【区分】
第1期 有珠山の歴史(2000年噴火以前について)
1-02.1977年噴火災害とその後の対応
3.噴火後の取り組み
【教訓情報】
04.有珠山ハザードマップが作成・配布された。
【文献】
◆ハザードマップは、過去の噴火の地質(科学)的なデータ、災害記録を参考に噴火時に想定される災害予想区域を地図上に示したもので、有珠山のハザードマップは、平成7(1995)年10月昭和新山生成50周年記念国際火山ワークショップ開催時に有珠山周辺市町村(伊達市、虻田町、壮瞥町、豊浦町、洞爺村)で作成された。このとき作成された、ハザードマップは、山頂噴火を想定した火砕流や火砕サージ、噴出岩塊により被害が発生する危険性の高い区域及び山麓噴火の発生する可能性のある区域、山麓噴火で噴出岩塊が飛んでくる危険性の高い区域が記載されていた。[『平成12年(2000年)有珠山噴火 1年の軌跡』北海道建設部(2001/7),p.21]
◆3市町は以来、共同で81年に「有珠山火山防災計画」を策定し、危険性や避難所を分かりやすく示した火山防災地図(ハザードマップ)を95年に作成、全戸に配布した。[『有珠山−平成噴火とその記録−』室蘭民報社(2000/12),p.39]

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.