【区分】
第1期 有珠山の歴史(2000年噴火以前について)
1-01.有珠山について
2.有珠山の過去の噴火
【教訓情報】
01.有珠山の噴火回数は、2000年噴火を含め、1663年以降少なくとも8回を数える。
【文献】
◆2000年(平成12年)の噴火を含め、江戸時代以降の噴火回数は少なくとも8回を数えている。有珠山の噴火は、多量の軽石を火口から上空へ放出したり、火砕流を山麓へ流下させるような破壊的な特徴を持って数十年間隔で発生し、噴火は周辺地域に大きな被害をもたらしてきた。[『2000年有珠山噴火災害・復興記録』北海道(2003/3),p.1]
◆有珠山の噴火では、前兆現象として火山性の群発地震が起こることが多く、噴火は水蒸気爆発やマグマ水蒸気爆発による火山灰噴出の場合と大規模な軽石噴火、火砕流の流下に発展する場合とがある。また、堆積した火山灰等が降雨によって二次泥流となり被害が出た記録もあり、噴火中だけでなく噴火後の災害にも十分な注意が必要である。[『平成12年(2000年) 有珠山噴火災害報告』北海道開発局(2001/6),p.7]
◆有珠山が深い眠りから覚め、再び噴火活動を開始するのは、1663(寛文3)年のことである。そして、これ以降、有珠山は今日までの約340年間に8回の噴火を数えることになるのである。[小田清「北海道・有珠山噴火の歴史と周辺地域の概要」『開発論集 第71号』北海学園大学開発研究所(2003/3),p.3]
第1期 有珠山の歴史(2000年噴火以前について)
1-01.有珠山について
2.有珠山の過去の噴火
【教訓情報】
01.有珠山の噴火回数は、2000年噴火を含め、1663年以降少なくとも8回を数える。
【文献】
◆2000年(平成12年)の噴火を含め、江戸時代以降の噴火回数は少なくとも8回を数えている。有珠山の噴火は、多量の軽石を火口から上空へ放出したり、火砕流を山麓へ流下させるような破壊的な特徴を持って数十年間隔で発生し、噴火は周辺地域に大きな被害をもたらしてきた。[『2000年有珠山噴火災害・復興記録』北海道(2003/3),p.1]
◆有珠山の噴火では、前兆現象として火山性の群発地震が起こることが多く、噴火は水蒸気爆発やマグマ水蒸気爆発による火山灰噴出の場合と大規模な軽石噴火、火砕流の流下に発展する場合とがある。また、堆積した火山灰等が降雨によって二次泥流となり被害が出た記録もあり、噴火中だけでなく噴火後の災害にも十分な注意が必要である。[『平成12年(2000年) 有珠山噴火災害報告』北海道開発局(2001/6),p.7]
◆有珠山が深い眠りから覚め、再び噴火活動を開始するのは、1663(寛文3)年のことである。そして、これ以降、有珠山は今日までの約340年間に8回の噴火を数えることになるのである。[小田清「北海道・有珠山噴火の歴史と周辺地域の概要」『開発論集 第71号』北海学園大学開発研究所(2003/3),p.3]