【区分】
第4期 被災地応急対応期(9/4全島避難~平成14年3/12一時帰宅)
4-5.被害調査
2.被害状況
【教訓情報】
05.都は、道路、河川の調査結果を発表した。
【文献】
◆(1)仏沢 道路幅員のうち約2/3が延長15メートル程度海側に損壊しており、車両の通行が困難な状況です。道路上にも土砂が堆積しています。 (2)三七沢 山側の泥流堆積地に小さな流路が形成されています。道路上にも土砂やコンクリート片が散乱しています。 (3)地獄谷 山側の土砂が一部海側に流出しています。また、泥流が堆積しているところに小さな流路が2本形成されています。 (4)椎取神社 神社の屋根や鳥居の上端を残して泥流が堆積しています。道路上にも数十メートルにわたり土砂が堆積しています。 (5)釜の尻沢 山側のダムを泥流が越流した痕跡があり、数棟に泥流が床下床上まで流れ込んでいます。 (6)坊田沢 山側の村道にある橋梁が流木により閉塞されています。家屋2棟の損壊が見られます。 (7)伊ヶ谷地区 山側沢筋の村道が決壊しており、泥流が家屋4棟の床上に流入しています。 (8)空栗橋付近 海側の道路擁壁が20メートル程度決壊し、道路の一部が損壊しています。多数の流木が見られます。 (9)その他 特に、島東部及び北部のところどころの道路上では、泥流が堆積しており、舗装面に凹凸が見受けられます。[『東京都災害対策本部 平成12年11月13日午後2時00分 (第215報)』東京都]