【区分】
第4期 被災地応急対応期(9/4全島避難~平成14年3/12一時帰宅)
4-5.被害調査
2.被害状況
【教訓情報】
02.天然林は、降灰により立木がすべて倒れ、壊滅的状態になっている。
【文献】
◆林道雄山環状線から上部のヤシャブシ等の天然林は、降灰により立木がすべて倒れ、壊滅的状態になっています。また、林道雄山環状線周辺のスギなどの人工林は、大半が降灰により幹の先端や中程で折れたり倒伏しています。これらより低地にある針葉樹は火山性ガスにより葉が赤色から茶褐色に変色しています。林道雄山環状線は、沢ごとに泥流が発生し路体損傷が激しくなっています。泥流は、沢の河床を基岩に達するまで掘り下げています。[『東京都災害対策本部 平成12年11月9日午後2時00分 (第211報)』東京都]