03.学校生活の最大の特徴は、小学生から高校生までが全寮制で集団生活を行うことだった。


【区分】
第4期 被災地応急対応期(9/4全島避難~平成14年3/12一時帰宅)
4-3.長期避難と避難生活
4.避難生活の問題点
【教訓情報】
03.学校生活の最大の特徴は、小学生から高校生までが全寮制で集団生活を行うことだった。
【文献】
◆学校生活の一番の特徴は、全寮制にある。三棟の寮のうち、一棟を男子、一棟を女子に充て、一棟は秋川高校三年生が使用していた。
  下級生を持たぬ最終の秋川高校生は、突然の闖入者に驚いただろうし、小学一年生からの集団寮生活など、半世紀も昔の学童疎開以来だ。近年流行の山村留学に例をみるくらいで、子も親も確たる覚悟ができてのこととは思えず、どれほどのショックだったか計り知れない。多難な船出であった。年上の子が下の子の面倒をみる形で、昼は学校、夜は先生たちが親代わり役の暮らしとなり、生活は一変した。[『三宅島 噴火避難のいばら道 あれから4年の記録』村榮(2005/2),p.99] 8]

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