【区分】
第4期 被災地応急対応期(9/4全島避難~平成14年3/12一時帰宅)
4-2. 防災関係機関等の対応
5.学識経験者による対応
【教訓情報】
01.「三宅島で起きている活動は、学術的にも希有な現象。」と評価する三宅島火山活動検討委員会座長のコメントがあった。
【文献】
◆本日行われた第1回三宅島火山活動検討委員会の内容は、別紙のとおりです。(中略) 座長あいさつ:「火山活動の予測、現状分析は予知連の領域であり、サイエンス側から行政に対する意見はシングル・ボイスの方が混乱を招かないと考える。必ずしも予知連の見解がうまく伝わらない部分に、こうした検討委員会を活用していただければ、行政の判断がやりやすくなるのでないか。三宅島で起きている活動は、学術的にも希有な現象であり、研究者として観測を次世代に残す義務がある。現状では観測を十分に行えていないが、都の協力も得て十分なものになればと思う。」[『東京都災害対策本部 平成12年10月2日午後6時30分 (第176報)』東京都]