02.二酸化硫黄の放出量は、1日あたり約1~2万トン程度の高い値を保持している。


【区分】
第4期 被災地応急対応期(9/4全島避難~平成14年3/12一時帰宅)
4-1.噴火活動の経過
2.火山ガスに対する警戒
【教訓情報】
02.二酸化硫黄の放出量は、1日あたり約1~2万トン程度の高い値を保持している。
【文献】
◆平成13年10月22日、気象庁は、「二酸化硫黄の放出量は、減少傾向だが、1日あたり約1~2万トン程度の高い値を保持している。火山ガスの組成はほぼ一定に保たれている。収縮を示していた地殻変動は、鈍化しながらも継続している。全磁力の変化は、6月から8月にかけて、地下の温度低下の変化を示していたがそれ以降鈍化した。以上のことから火山ガスの放出も含めて、火山の活動は全体として低下途上にあると考えられる。今後も小規模な噴火が発生する可能性はあるが、山麓に影響するような大きな規模の噴火の可能性は低いと考えられる。引き続き火山ガスに対する警戒が必要。また、引き続き雨による泥流にも注意が必要。」旨の火山噴火予知連絡会の検討結果を発表(臨時火山情報第3号)。[『平成12年(2000年)三宅島噴火及び新島・神津島近海地震について』内閣府(2003/9),p.4]

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