02.平成13年3月から5月に小規模な噴火があった。


【区分】
第4期 被災地応急対応期(9/4全島避難~平成14年3/12一時帰宅)
4-1.噴火活動の経過
1.噴火活動の減少
【教訓情報】
02.平成13年3月から5月に小規模な噴火があった。
【文献】
◆平成13年5月28日、気象庁は、「3月19日及び5月27日に小規模な噴火があり、一時的に火山灰の放出が見られたが、それらを除き降灰はほとんど認められない。二酸化硫黄の放出量は、昨年に比べ低下しているが、1日あたり約2~3万トン程度の高い値を保持している。地殻変動は次第に鈍化している。3月から4月にかけて火口直下の温度変化を示すとも考えられる全磁力変化が観測された。以上のことから火山ガスの放出活動は低下の兆しが現れていると考えられる。今後も小規模な噴火が発生する可能性があるが、山麓に影響するような大きな規模の噴火の可能性は低いと考えられる。引き続き火山ガスに対する警戒が必要。」旨の火山噴火予知連絡会の検討結果を発表(臨時火山情報第2号)。[『平成12年(2000年)三宅島噴火及び新島・神津島近海地震について』内閣府(2003/9),p.4]

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