【区分】
第3期 噴火継続対応期(平成12年7/14本格的噴火後~9/4全島避難)
3-3.被災者へ生活の支援
2.医療・救護活動
【教訓情報】
01.厚生労働省は救護班、医療チームを派遣した。
【文献】
◆・厚生省三宅島災害対策連絡会議の設置(7月30日)
・東京都において、日赤病院(大森病院、武蔵野病院)、東京都立病院(広尾病院、豊島病院)の医師、看護婦等からなる救護班計4班24名を、自衛隊機により三宅島へ派遣。三宅村の保健所を拠点に、今後噴火が生じた際の被災者の医療や健康管理を実施(6月27日)
・その後日赤病院(津久井病院)救護班及び国立病院(東京災害医療センター)救護班計2班11名を派遣(6月29日)
・日本赤十字社は上記のほか、日本赤十字社東京都支部に災害警戒対策本部を設置するとともに、救護班3班待機(6月26日火山活動)
→その後待機解除
・日本赤十字社の本社及び東京都支部においてそれぞれ連絡員、国立病院東京災害医療センター救護班1班が待機(7月30日)→その後待機解除
・降灰によって健康が心配な方に対し、8月25日~29日に都内から医療チームを派遣
[『平成12年(2000年)三宅島噴火及び新島・神津島近海地震について』内閣府(2003/9),p.28-29]