【区分】
第3期 噴火継続対応期(平成12年7/14本格的噴火後~9/4全島避難)
3-1.噴火活動と被害拡大
1.噴火活動とその後の経過
【教訓情報】
05. 8月18日に今までの中で最も活発な噴出、噴煙の高さは5,000m以上となった。
【文献】
◆8月18日17時20分、気象庁は、「三宅島雄山で17時02分頃噴火。噴煙の高さは5,000m以上、色は黒灰色。」旨発表(臨時火山情報第14号)。
8月18日22時55分、気象庁は「今回の噴火は、今までの中で噴出が最も活発。8月10日以降、噴煙活動が続いていること、地震活動及び地殻変動も継続していることから、今後も、山頂において本日と同程度かやや大きな噴火が発生する可能性が考えられる。三宅島山頂では噴石、崩落に、島内では火山灰に引き続き注意が必要です。山麓での噴火の可能性はありません。また、雨による泥流にも注意が必要。」旨の火山噴火予知連絡会の検討結果を発表(火山観測情報第176号)。[『平成12年(2000年)三宅島噴火及び新島・神津島近海地震について』内閣府(2003/9),p.3]