02. 8月10日に再び噴火、噴煙の高さの最高は火口から約3,000mに達した。


【区分】
第3期 噴火継続対応期(平成12年7/14本格的噴火後~9/4全島避難)
3-1.噴火活動と被害拡大
1.噴火活動とその後の経過
【教訓情報】
02. 8月10日に再び噴火、噴煙の高さの最高は火口から約3,000mに達した。
【文献】
◆8月10日、気象庁は、臨時火山情報第13号(10時50分発表)にて、「本日6時30分頃から始まった噴火は、10時30分現在も断続的に続いています。これまでの噴煙の高さの最高は火口から約3,000m、北東に流れています。東部にかけて、降灰が確認にされています。また噴石が火口上に噴出されているのが確認されています。 7月14日~15日の噴火に比べて、やや規模が大きいと考えられます。」旨発表。
  これを受けて、8月10日、気象庁は火山噴火予知連絡会を開催し、「噴煙の状態、傾斜変化等から見て、現在のところ今朝からの噴火活動は終息の方向にあると考えられますが、今後も同様の山頂噴火が発生するおそれがありますので、三宅島山頂では引き続き注意が必要です。山麓での噴火の可能性はありませんが、火山灰には注意が必要です。また、雨による泥流にも注意が必要です。」旨の検討結果を発表(火山観測情報第155号)。[『平成12年(2000年)三宅島噴火及び新島・神津島近海地震について』内閣府(2003/9),p.3]

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